健康 11月14日は世界糖尿病デー

■糖尿病予防で、病気知らず
糖尿病なんて、自分と関係ないと思っていませんか?
糖尿病患者は年々増えて、大正区も例外ではなく、糖尿病有病者割合は大阪市24区中女性がワースト1位、男性がワースト7位となっています。
(令和5年度大阪市国民健康保険特定健診データ)

◆糖尿病の症状
糖尿病は血液中の糖の濃度(血糖値)が高い状態が長期間続く病気で、最初の頃は自覚症状がないことが多く気付かないうちに進行してしまいます。進行にともない、のどの渇きや体のだるさなどの症状が少しずつ現れ、さらに重症化すると全身の血管がダメージを受けて失明してしまったり、透析が必要になったりと、生活の質が大きく低下してしまいます。また、心筋梗塞や脳卒中など命にかかわる事態にもなりかねません。

◆予防・早期発見
糖尿病の予防と早期発見のためには、年に1回の健診で定期的に体の状態をチェックすることと、運動や食生活などの日々の生活習慣を見直し、改善していくことが必要不可欠です。健診の結果で　血糖値が高い　など医療機関の受診が必要とされた場合には、必ず受診しましょう。
そして、もしも糖尿病と診断されても、生活習慣を改善し、治療を継続することで健康な生活を送ることも十分可能です。自分自身と大切な家族のためにも、今できることから一歩ずつ始めてみましょう。

◆生活習慣の見直しポイント
▽栄養食生活
・野菜や青魚をメニューに取り入れましょう
食べる順番は野菜から
・3食、決まった時間に食べましょう。
欠食・ドカ食い・夜食は血糖値が急上昇
・お酒は飲み過ぎない

▽運動
・1日30分以上の運動(ウォーキングなど)を取り入れる
・まずはプラス10分運動を
・階段移動
・家事をこまめに行うなど

▽生活
・ストレス解消
・よい睡眠の確保
短い睡眠は糖尿病になるリスク大
・禁煙

■知って得する健康寿命の伸ばし方「糖尿病予防講演会」
要申込・無料
日時：12月5日(金)14時00分～15時30分(13時30分開場)
場所：藤井組　大正区民ホール(大正区役所4階)
対象：大阪市在住・在勤の方100人(先着順)
内容：
・糖尿病予防の基礎知識
大阪府済生会泉尾病院　糖尿病・内分泌内科　部長　住谷哲　医師
・社員の健康意識を向上させる健康経営優良法人の取り組みについて」
株式会社藤井組衛生推進者
申込：電話・来所・行政オンラインシステムにて受付中
その他：
・ご希望の方に講演会の前後の時間で血管年齢測定を実施します。
・大阪市がん検診の申し込み受付も行います。
・栄養士による展示ブースもあります。

問合せ：保健活動3階32番
【電話】06-4394-9968