くらし 祝 日本医師会 赤ひげ大賞受賞

◆中村クリニック理事長 中村正廣 先生
住み慣れたまちで、自分らしく最期まで
エスディージーズ
3 すべての人に健康と福祉を
11 住み続けられるまちづくりを-
17 パートナーシップで目標を達成しよう
「地域の医療現場で長年にわたり、健康を中心に地域住民の生活を支えている医師」として令和7年2月21日に受賞されました。開業したクリニックの上に住まいを設けて30年、時間外も患者さんに対応、敷地内に介護付き有料老人ホームを建て、入居者との談笑や相談を通じ「認知症や要介護になっても住み続けられる仕組み」を提案・実践されています。
特に在宅医療の発展に大きく貢献され、平成19年に東成区医師会内に「地域医療連携室」を設置、病院と地域のかかりつけ医を結ぶパイプ役として在宅医療コーディネーターを配置し、在宅医療の最終段階は「まちづくり」であると、地元商店街の中に「新道パトリ」を開設、多世代交流の場として活用されました。
また、在宅医療や介護に関わる多職種との意見交換会をいち早く開催し、毎年100人以上が参加する多職種連携会として現在も継続(第19回)。「災害時協力企業等対象研修会」「避難所運営訓練」等にも医師や多職種が参加し繋がりは広がっています。今後も東成区医師会や多職種の皆さんと共に在宅医療体制の充実に向け取組んでまいります。