くらし 区政会議を開催しました

東成区区政会議を6月27日(金)に開催しました。当日は18名の委員に参加いただき、「令和6年度東成区運営方針」の取組結果について、事前に行った分野別の勉強会を含めたくさんの意見をいただきました。

◆子ども・教育分野について
「誰一人取り残すことのない学びの保証」の取組みにあたっては、暴力や貧困などの課題や、教員の働き方改革との兼ね合いもあるため、どこまで対応できるのか疑問がある。不登校児童・生徒への対応について、学校と区役所はどのように連携しているのか。

◇区役所回答
大阪市では「こどもサポートネット事業」という仕組みのなかで、まず学校が、学校生活や家庭環境・経済的困窮等の課題があるケースについて、「スクリーニング」というかたちで、子どもひとりひとりの状況を客観的に把握するとともに、学校現場の対応だけでなく福祉的な支援も必要と考えられるケースは、学校と区役所が連携し、どのような支援をしていくかを共に考え対応している。

◆まちづくり分野について
防犯・安全対策の目標に達しなかった理由に違和感がある。様々な背景があると思うが、分析を精査する必要があるのでは。

◇区役所回答
去年は「安全で安心なまちづくりが進んでいると感じるか」という設問であったが、今年は「近年、特殊詐欺の手口の巧妙化や自転車への交通違反通告制度など、安全や安心を取り巻く環境は変化しているが、安全安心なまちづくりが進んでいると思うか」と変更した。このため、「特殊詐欺」に敏感に反応していると仮説を立てた。今年度は交通安全に加え、特殊詐欺防止の観点を強く打ち出して啓発したい。

◆保健福祉分野について
地域福祉活動である「ふれあい喫茶」が地域交流・ふれあいの重要な場となっている。活動者は参加者の様子を気にかけ、参加者は会話やふれあいにより元気になる場となっている。そういった活動の場を大切にしてほしい。

◇区役所回答
高齢者や障がいのある方をはじめ、多くの方が気軽に参加でき、活動者もいろんな形で活動に加わることができる「ふれあいの場」があること、継続されることが非常に大切であると考えている。引き続き、地域福祉活動をより多くの方に知っていただけるよう積極的に広報していく。