くらし 北区部 地域で活躍する人たち

区政策会議の構成員であり、「わが家の防災アイデアコンテスト(本紙1面参照)」で26個のアイデアを投稿してくださった野田誠子(のだせいこ)さんにお話を伺いました。

■やってみると安心につながる備え
いつどこで起こるか分からない災害への備えは、「今でなくても大丈夫」と思ってしまいがちで、なかなか行動に移せません。私も元々防災意識が高かったわけではありませんが、「うちは地震が来ても大丈夫かな」と言うわが子の声などをきっかけに、家族の命を守るため、防災を少しずつ意識するようになりました。いざ備えを始めてみると、安心感につながることや、備えが普段の生活にも活かされることに気づき、今ではどんどん新たな備えに挑戦しています。

■安全な住環境は普段から
普段からの備えとして、家を片付けておくことはとても重要で、物が散乱しているとつまずく恐れがあるし、災害時は避難の妨げになります。また、大きな家具の転倒対策をすることや、重いものは低い場所に置き高い場所に置かないことも普段から重要な備えです。日頃から住環境を確認し整えることが、安心につながり災害時の安全にも大きく影響すると思います。

■できることから取り組むのがオススメです
住環境を整えるほかに水や食料の備蓄も重要ですが、備蓄を一気に始めようとすると、かかるお金や手間に行動をためらってしまいます。防災の第一歩としては、日用品を少し多めに買い置きするローリングストックという備蓄方法が取り組みやすいです。多めに買いだめしておくことで、災害時はもちろん買い物が面倒なときなどにも役立てることができます。備えには様々な方法があるので、各家庭で取り入れられそうなことから取り組んでみるのがオススメです。

◆野田さんの防災アイデアを特集しました!
野田さんが防災アイデアコンテストに投稿された多数の防災の知恵をまとめています。取り入れてみたくなる防災アイデアがきっとあるはずです。

問合せ:北区役所企画総務課
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