- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府豊中市
- 広報紙名 : 広報とよなか 2025年(令和7年)6月号
■健康寿命って?
健康寿命とは、自立して日常生活を送ることができる期間のことです。毎日の生活を元気にいきいきと過ごすために、健康寿命を延ばすことが重要です。
■豊中市は平均寿命と健康寿命の差が全国平均と比べて大きいんです!
豊中市の現状は?
健康寿命:男性 80.4歳
平均寿命:男性 82.3歳
健康寿命:女性 84.6歳
平均寿命:女性 88.6歳
健康寿命と平均寿命の差 男性は1.9年 女性は4.0年
資料:国保データベース(KDB)(2020年度)
■生活習慣の改善でフレイル予防!
フレイルは生活習慣で予防や改善ができます。予防には「運動」「食事・健口」「つながり」にバランスよく取り組むことが大切です。
フレイルとは『心身の活力が衰えた状態』。
健康な状態と、介護が必要な状態の中間のことです。
■「運動」「食事・健口」でフレイル予防 リハビリテーション専門職訪問
体力の低下などにより、外出や家事に対して不安を抱える人を対象に、医療専門職が無料で自宅を訪問します。運動や食事に関する指導・助言により、日常生活の困り事の改善や、自立に向けた支援を行います。
対象:市在住の65歳以上
訪問できる専門職:理学療法士、作業療法士、管理栄養士、言語聴覚士
■「つながり」でフレイル予防 地域の通いの場づくり
市内約120グループが、市オリジナルの介護予防体操「とよなかパワーアップ体操」で自主的に介護予防に取り組んでいます。市では新たなグループの立ち上げ支援や交流会の開催、専門職員による技術的な支援も行っています。
対象:市在住の65歳以上
■今年度から対象拡大
「運動」でフレイル予防 豊中はつらつ教室
「最近、体力が落ちて歩くのがつらくなってきた」、「運動はしたいけど、膝や腰が痛くてなかなかできない」など、体力や生活に不安を抱える人に向けたプログラムを、市内4カ所で実施しています。リハビリテーション専門職をはじめとした医療や福祉の専門職が、短期間(3カ月間)集中的に指導や助言を行い、困り事の改善や自立支援を促します。利用は無料で、送迎もあります。
対象:市在住の65歳以上
※特に要支援1.2に認定されている人におすすめです。
○3つのプログラム
・体操
とよなかパワーアップ体操
・個別プログラム
リハビリテーション専門職による個別指導
・いきいき健康講話
介護予防に関するさまざまなテーマ
■事業者の声
利用を始めるきっかけはさまざまで、今の生活を続けられるよう運動機能の維持を目的にされる方も多いです。皆さんに合わせた少人数制のプログラムを提供できるので、体力に自信のない方や、運動は苦手だけど話すことが好きな方も、ぜひ利用してください!
■利用者の声
ケアマネジャーの紹介で利用を始めました。送迎があるので、不安なく通えています。
はつらつ教室では、マンツーマンで痛みに合わせたアドバイスを受けることができます。ここに来る前は100mを歩くのもやっとでしたが、教わった運動を家でも実践していたら、痛みが取れて歩きやすくなってきました。スタッフの皆さんと楽しく話すことができるのも最高です!
今の目標は東京に住む姉に会いに行くこと。ここで教わった運動を続けて、目標を達成したいと思っています。
問い合わせ:健康推進課
【電話】06-6858-2236