くらし 【特集】その時に備えて、今できること(2)

■災害対策
市では、災害時に備え資機材や備蓄品の充実に努めています。以下に、その一部を紹介します。
◆市の対策
◇マンホールトイレ
マンホールを活用し、上下水道やプール、貯水槽の水を利用して汚物を流す仕組みです。現在は池田小学校に整備しており、今後市内の公立小学校や義務教育学校に順次整備する予定です。

◇防災備蓄倉庫
防災備蓄倉庫には、食料や飲料水、簡易ベッド、毛布などを備蓄しています。たくさんの備蓄があるように見えますが、市内全域を襲う大規模災害が発生したときに十分な備蓄量とはいえません。一人一人が非常食や防災品など日頃から十分に備えましょう。

■防災に関する講座
市職員が講師として、市民の皆さんに防災についてお伝えする講座を実施しています。
講座名:自主防災組織説明会~自主防災組織結成に向けて~
内容:自主防災組織とは、「自分たちのまちは自分たちで守る」という、地域住民の自衛意識と連帯感に基づいて結成される防災組織のことです。その必要性、役割、活動、作り方などを説明します。

講座名:ハザードマップ~ハザードマップの見方について~
内容:4年3月に全戸配布したハザードマップについて、お住まいの地域に特化した災害リスクととるべき行動などを説明します。
※これらの講座は、「池田市まちづくり出前講座実施要綱」に基づき実施しています。

■正確な情報の入手方法
災害時の情報伝達・収集方法はさまざまです。ご確認ください。
◇情報収集・伝達手段・連絡方法
(1)市ホームページ(ID…12861)
災害情報などを知ることができます。災害時に緊急ページに切り替わる場合があります。

(2)広報車
市の広報車が地域を巡回し、情報をお知らせします。

(3)おおさか防災ネット
あらかじめ登録した人を対象に、災害情報などがメールで配信されます。

(4)防災行政無線
屋外スピーカーを通じて、避難情報などをお知らせします。聞き取れなかった場合は、専用ダイヤル【電話】752・2198で確認できます。

(5)関西電力送配電
電気が供給されない場合は、【電話】0800・777・3081にご連絡ください。

(6)大阪ガスネットワーク
ガス漏れの恐れがある場合には、【フリーダイヤル】0120・5・19424にご連絡ください。

■災害に備えるためのマイタイムライン
◇マイタイムラインとは?
台風や大雨などの風水害時に、自分自身や家族のとるべき行動について「いつ」「誰が」「何をするか」をあらかじめ時系列で整理した自分自身の防災計画です。事前に行動するタイミングと連絡体制を明確にすることで、スムーズな避難につなげることができます。
※マイタイムラインは、ハザードマップの巻末に掲載しています。

問合せ:危機管理課
【電話】754・6263