健康 健康相談QandA

Q 帯状疱疹(ほうしん)ワクチンの定期接種について教えてください。

A 帯状疱疹は、水ぼうそうにかかった時に体の中に潜伏したウイルスが、免疫力の低下により皮膚に出てくる病気です。後遺症として皮膚症状が治った後も痛みが続く帯状疱疹後神経痛があります。
7年度から帯状疱疹ワクチンが定期接種となりました。対象年齢は(1)7年度に65、70、75、80、85、90、95、100歳を迎える方および100歳以上の方(7年度に限る)、(2)60~64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫障害がある方で、本市から接種券付きはがきが送られてきます。8~11年度も同様の措置となります。
ワクチンには生ワクチンと組み換えワクチンがあり、どちらかを選びます。生ワクチンは1回の皮下接種です。帯状疱疹の予防効果は接種後1年時点で6割、5年時点で4割、帯状疱疹後神経痛は3年時点で6割の効果があります。副反応は30%以上に接種部位の発赤、10%以上にかゆみ、腫れ、疼痛などがみられます。病気や治療で免疫が低下している方は接種できません。組み換えワクチンは2カ月以上の間隔で2回筋肉内接種します。予防効果は接種後1年時点で9割以上、5年時点で9割、帯状疱疹後神経痛は3年時点で9割以上効果があります。副反応は70%以上に接種部位の疼痛、30%以上に発赤、筋肉痛など、10%以上に頭痛、発熱、胃腸症状などが見られます。接種医療機関は市ホームページから検索できます。

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