- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府高槻市
- 広報紙名 : 広報たかつき(たかつきDAYS) 令和7年6月号 No.1447
■朝食を毎日食べよう
ID:144180
私たちの体は食べることによってつくられ、活動するためのエネルギーを得ています。「食」は健康づくりの基本であり、生涯にわたっていきいきと暮らすために重要です。
◆朝食を食べると「いいコト」たくさん
健康寿命の延伸を目標にした「第4次・健康たかつき21」では、取り組みの一つとして「朝食を欠食する人の減少」を推進しています。
朝食を毎日食べる人は、そうでない人と比較して右記のような「いいコト」があることが、日本人を対象とした研究から分かりました。
○学力・体力アップ
学校の成績や学力テストの点数、体力測定の結果との関係がある
○生活リズムが整う
早寝・早起きなど、良好な生活リズムにつながる
○心が健康になる
ストレスを感じにくく、家族や友人について「大切だ」などと肯定する気持ちが強い
出典:
・農林水産省「食育」ってどんないいことがあるの?~エビデンス(根拠)に基づいて分かったこと~統合版(令和元年10月)
・厚生労働省標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)
◆糖尿病や肥満の発症リスク減少も
朝食を週に3回以上抜く人は、毎日朝食を食べる人と比べて、糖尿病の発症リスクが2.1倍、肥満の発症リスクが1.21倍だという研究結果があります。
「時間がない」「おなかがすいていない」などという理由で朝食を食べていない人は、以下のポイントを参考に、毎日食べるための工夫をしてください。
▽POINT
・まずは一口でも口に入れる習慣をつける
ヨーグルトや果物、野菜ジュース、おにぎりなど調理に時間がかからず、食べやすい食品を少量でも食べるようにする
・夕食を遅くに食べない、食べ過ぎない
朝に食欲が出るように、就寝2時間以上前には食べ終えるようにし、食べ過ぎないようにする
◆食育月間 啓発パネル展示
6/9(月)~30(月)総合センター1階
問合せ:健康づくり推進課
【電話】674-8800
■教えて!歯のQ and A
お口や歯の悩みに、高槻市歯科医師会の先生が答えます
Q:高齢者でもインプラント治療は可能ですか?
A:歯科医院で相談してください
それぞれの身体の状態やお口の状態によってインプラント適応の可否はさまざまです。持病の有無、口腔内の清掃状態、服薬の有無などの条件をクリアする必要があります。一般的に高齢になるにつれて、条件をクリアできない人が多くなるのは事実ですが、これらの条件をクリアできる場合は高齢者でも安全にインプラント治療を行える可能性があります。インプラント治療は保険適用外治療のため、保険適用の治療と比べて、費用が高額になるうえ、歯科医院によって費用が異なります。
(高槻市歯科医師会)
■若者の乱用者急増 大麻の危険性を正しく知ろう
ID:002603
大麻による検挙者が急増していて、全国では平成26年からの10年間で3.7倍に、30歳未満では6.6倍になっています。中でも急増しているのが20歳未満の若者で、10年間で15.6倍となっていて、大麻乱用の拡大が危惧されています。
「うちの子には関係ない」と思わず、子どものために大麻などの薬物について乱用の危険性を正しく理解し、子どもとのコミュニケーションを通じて、自分を大切にする気持ちと薬物の誘いを断る勇気を持たせましょう。
◆誘惑に強い家庭を作ろう
若者の薬物乱用の多くは疎外感や社会への反抗意識がその背景にあります。子どもが薬物を乱用しない家庭環境を心がけてください。
▽POINT
・子どもの人格を尊重し敬意を持って接する
・家族同士、いつでも話せる雰囲気を作る
◆困ったことがあればすぐに相談を
薬物乱用は自分だけでなく、家族や友人など周りの大切な人も不幸にします。困ったことや悩み事があったら、一人で悩まず相談しましょう。まずは健康医療政策課へご連絡ください。専門窓口を紹介します。
問合せ:健康医療政策課
【電話】661-9330