- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府高槻市
- 広報紙名 : 広報たかつき(たかつきDAYS) 令和7年10月号 No.1451
■薬は正しく飲もう
薬は病気の治療や予防のために私たちの生活に欠かせないものです。しかし、どんな薬でも誤った飲み方や薬の重複などがあれば思わぬ副作用や健康被害につながります。
◆こんな薬の飲み方していませんか?
薬は決められた方法で服用することで効果を十分に発揮します。自己流の飲み方は、効果の低下だけでなく副作用の原因になることも。正しい飲み方を今一度確認しましょう。

◆薬はかかりつけ薬局・薬剤師から
どの病院に行っても、薬は、かかりつけ薬局・薬剤師からもらうと決めておきましょう。
▽メリット
・薬の飲み合わせや重複をチェックしてもらえる
・薬の副作用や飲み残しの管理などのフォローをしてもらえる
・薬の飲み間違いなど、いざというときや困ったときに、より良いアドバイスを受けられる
・生活習慣や在宅療養の服薬管理などさまざまな相談ができる
◆お薬手帳で安心
お薬手帳は使用している薬の名前や量、アレルギーの有無などを記録しておく手帳です。薬を適切に処方してもらうために、1冊にまとめましょう。
▽メリット
・服薬中の薬を一覧で管理できるので、医師・薬剤師がチェックでき、薬の重複や飲み合わせによる副作用を防止できる
・災害時や旅行先での急な体調変化や事故のときに適切な医療が受けられる
◆市販薬も正しく服用
市販薬の外箱や添付文書には、「いつ使うのか」「どのくらい使うのか」「どんなことに気を付けなければならないか」など、大切な情報が書かれています。説明に従って使用方法や使用量を守って使いましょう。
■若者に広がるオーバードーズ
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市販のかぜ薬やせき止め薬などを、決められた量を超えてたくさん飲む、いわゆる「オーバードーズ」が若者を中心に広がっています。背景には生きづらさや孤独感があり、つらい気持ちを紛らわせようと行われていますが、それは一時的なもので解決はしません。
違法でない市販薬であっても、誤った使い方をすると、意識障がいや呼吸障がいなど死に直結する重大な中毒を起こすことがあります。市販薬は、薬剤師などの専門家の指示を守り、危険な飲み方は絶対にしないようにしてください。
問合せ:健康医療政策課
【電話】661-9330
◆こころの不調に関する相談
○市こころの健康相談
【電話】661-9332
○府こころの健康総合センター
【電話】06-6607-8814
月・火・木・金曜9:30~17:00(祝日・年末年始除く)
○生きづらびっと(LINE、ウェブ、Facebook)
8:00~22:30(月・金曜だけ6:00~。受け付けは22:00まで)
■大麻で検挙される若者が急増
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インターネット上にある「依存性がない」「身体への有害性がない」などの誤った情報により、大麻で検挙される若者が急増。正しい知識を持ち、誘われてもはっきりと断る強い心を持ちましょう。
◇危険な大麻入りお菓子
幻覚成分を濃縮させた「大麻ワックス」や、大麻を含んだクッキーやチョコレートなども摘発されています。海外では、大麻入りのお菓子が販売されていることがありますが、安全な食べ物ではありません。イベントやパーティーなどで見かけても絶対に手を出さないようにしましょう。
高校生の大麻事犯の検挙人数

◇誘惑はSNSから
薬物が密売買される手段として拡大しているのがSNSです。SNS上には大麻を意味する隠語などを使って購入を促す内容が多く投稿されています。
薬物の売人と関わることは、多くの危険を伴います。そのような投稿を見つけても絶対に関わらないようにしてください。
問合せ:健康医療政策課
【電話】661-9330
