- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府貝塚市
- 広報紙名 : 広報かいづか 令和7年12月号
いざというとき、自分も周囲の人もあわてないようにデジタル時代の「終活」を考えてみませんか?
■1日1件、デジタル終活はいかがですか?
最近、消費生活センターには「通帳が無く、故人が預けていた銀行がわからない」「認知症になった家族のIDやパスワードがわからないので、スマホやパソコンが開かない」という相談がきています。このような相談は、消費生活センターでもほとんどが解決できません。思い立ったら少しずつ「いざというとき」に備えてみませんか。筆記しておくのが一番です!
◯こんなことが起こっています!
・パソコン・スマホが開かない。
・どんな契約をしていたかわからず、請求が続く。
・利用していた「ネット銀行や証券会社・保険会社」「通帳がアプリになった銀行」が不明で、遺産の総額がわからない。
・契約先がわからず、相続手続きで申告漏れした。
◯書いて備えましょう!
・ノートに書きこんでおく。
・付箋に書いて、ノートに貼っておく。
・市販のエンディングノートを活用する。
※情報の内容が変わったら、こまめに更新(書き換え)し、書いたものは無くさないようにしましょう。
◯心当たりはありませんか?
《金融》
・銀行
・証券会社
・生命保険
・損害保険
《電子マネー》
・○○ペイ
・交通系カード
・買い物系カード
《IT機器》
・スマホ・パソコンの画面ロック番号
・携帯電話の通信会社・電話番号
《アプリなど》
・サブスク(動画配信など)
・ショッピングセンターの継続会員
◆豆知識
やってみてね!!
(1)100均などで売っている白い修正テープを、ID番号などの上に貼ってみる!
(2)読めなくなりますが、スクラッチのようにこするとはがれて読めるようになる。
(3)情報が守られる。また、自分以外の誰かがはがしたことがすぐにわかるので、安全のために番号の変更ができる。
◎デジタル終活は、一気に頑張らず、思い出したとき、思いついたとき、何かを申し込んだときに、一つずつ書いておくのが、嫌にならないコツです!
相談・問合せ先:消費生活センター(市民相談室内)
【電話】072-433-7190
月曜日~金曜日午前10時~正午・午後1時~4時30分(祝日・年末年始は除く)
