子育て ともに生きる 子どもたちが学んだ多様性(1)

万博での体験や学校での取組みを通して、子どもたちはどんなことを感じ、どんな未来を思い描いたのでしょうか。
大阪・関西万博では「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、万博に関わるすべての人の人権を尊重することを目的とした「人権方針」が策定されました。この人権方針は、万博が終了しても我々に引き継がれ、持続可能な社会につながっていきます。
未来を担う子どもたちの視点を通して、私たちも人権を大切にする社会について考えてみませんか。

■西小4年
たくさんのパビリオンを見学しましたが、国連パビリオンが一番記憶に残りました。なぜなら、迫力がある映像と、タッチパネルを使って操作するのが楽しかったからです。国連パビリオンで本をもらいました。面白そうな本なので、また読んでみます。写真も撮れたので教室でかざってもらうのが楽しみです。

■葛城小6年
会場の中に入って思ったのは「さすが、万博!」でした。なぜなら、人の多さ・バスの多さ・建物の大きさ・迫力がすごかったからです。「迷子になりそう。」と思ったけれど、ならずに済みました。最後の校外学習は、本当につかれたけれど、未来都市のA・B・C館は全部とても面白かったです。特に、C館の水・電気・空気のパフォーマンスは、見ていて楽しいし、いろいろな体験もできて面白かったです。コモンズD館では、いろいろなきれいなアクセサリーが展示されていたり、おしゃれな展示や面白い展示もたくさんあったりして楽しかったです。

■永寿小3年
コモンズB館でしおりにいろんな国のスタンプをおせて外国の名前が知れました。大屋根リングで一しゅうしたのがたのしかったです。

■中央小4年
アメリカパビリオンでは、テクノロジーを感じました。ほかのパビリオンを見て、いろんな人や国、文化があるんだなと思いました。そして何より、万博のスケールが大きいと感じました。
行く前は、どんなところか少し不安でした。でも、実さいに行ってみるとミャクミャクがいたり大きなガンダムがあったりして、歩いているだけでも楽しかったです。
万博のテーマである「いのち」についても感じることができました。

■東山小2年
日本のはた・カナダのはた・中国のはたなど・世かいのはたが、いっぱいあってすごかったです。
アルジェリアとチリのパビリオンに行きました。アルジェリアの中は、いろいろなものがおかれていてすごいと思いました。チリには、たくさんのひつじの毛で作られたテントがありました。それがきれいでした。

■木島小5年
NTTパビリオンの入り口がとても魅力的な場所でした。自分で自分の未来は何色になって欲しいか決めて、決めた色のリボンを結び、みんなで一つのきれいな場所にするというものです。私はオレンジにしました。理由は明るく楽しい未来になってほしいからです。一つの色しかなかったらこんなにきれいなものはできていないと思うので「みんなちがってみんないい」と改めて知ることができました。万博は観光地だけではなくて、人と人をつなげてくれる一つの場所だと思いました。

■北小3年
わたしが万ぱくで見つけたやさしさは点字ブロックです。点字ブロックは道だけじゃなくてトイレの中やならぶろうかにまでありました。あとは、地図に外国人客が読めるように英語や目が見えない人のために点字もいろいろな形でありました。ほかにわたしが見つけたのは、車椅子が入れるように広くなった個室のトイレです。わたしは「いろいろなくふうがあるんだな。」と思いました。

■二色学園9年生
様々な国の文化に触れることができて良い経験になった。それぞれの国で掲げている目標は違ったけれど独自の視点で未来について考えているところがおもしろいと思った。各国の力を集めて次の世代にも伝えていこうとする国や基礎を造っていくというような工夫もあった。私たちの未来は一人ではなく、たくさんの力が必要だと感じた。

問合せ先:人権政策課
【電話】072-433-7160