健康 熱中症対策を万全に

もうすぐ夏本番、熱中症対策はできていますか?熱中症は、夏の強い日射しの下で激しい運動や作業をする時だけでなく、身体が暑さに慣れていない梅雨明けの時期にも起こります。また屋外のみならず室内でも発症しますので、日ごろから予防が大切です。
熱中症とは暑い環境で生じる健康障害の総称で、熱失神・熱けいれん・熱疲労・熱射病に分類され、それぞれ症状が異なります。症状が深刻なときは命に関わることもあります。
熱中症を予防するためには、普段から十分な睡眠時間や適切な食事をとることで、疲労を蓄積せず体力をつけておくことが大切です。屋外では、帽子や日傘で直射日光を防ぎ、こまめに水分補給と休憩を行いましょう。
子ども、高齢者や体調不良の方はさらに注意が必要です。また、特に糖尿病・高血圧症・心疾患・腎不全・精神神経系の疾患・広範囲の皮膚疾患で治療を受けている方は、熱中症を発生しやすいこともわかっています。薬を飲んでいて、熱中症に不安のある方は、かかりつけの薬局・薬剤師にご相談ください。
天気予報の熱中症警戒情報などもこまめにチェックし、暑い夏を乗り切りましょう。

貝塚市薬剤師会
【電話】072-433-2222