くらし 謹賀新年 令和8年 新年のあいさつ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府八尾市
- 広報紙名 : やお市政だより 令和8年1月号
八尾市長 大松 桂右
あけましておめでとうございます。
昨年は、物価高騰対策など直面する諸課題に真正面から取り組むとともに、大阪・関西万博では160以上の国や地域などが集う中、市民の皆さまとともにものづくりの技術や健康寿命推定アプリ「ウェルやお」、観光資源など八尾の魅力を力強く発信することができました。世界を体感した児童、生徒からは未来への希望あふれる声が寄せられ、私も未来の八尾へ思いをはせることができた1年でした。
◆市民最優先の施策を実施中
物価高騰対策として小・中学校の給食費無償化の継続やキャッシュレスポイント還元事業の実施、自然災害などから命を守る体制の強化として、市域南西部の消防署出張所の整備、デイタイム救急隊の増隊、災害情報伝達システムの整備や地区防災計画の策定支援に取り組んでいます。子育てや福祉施策では、いじめ報告アプリの全小・中学校への導入、複合的な福祉課題を抱える人への横断的な支援体制の強化を進めるほか、八尾の魅力を一段と高めるため、身近に芸術文化にふれる機会づくりや近鉄八尾駅前広場のリニューアルなど、さまざまな施策を市民最優先の視点でタイムリーに実施しています。
◆未来に向けたチャレンジ
本市が持つ力を最大限発揮するために、八尾空港に隣接する新都市核・八尾空港西側跡地や国道25号大阪柏原バイパスの整備促進、西郡地域まちづくり構想など将来を見据えた取組みを進めています。人口減少社会の中で、関係人口の増加策など本市の成長と発展に向けた中長期的な課題にもチャレンジしてまいります。新しい年も、万博への参画という貴重な経験を市政運営に生かしながら、「すべての市民に光があたり、選ばれるまち、住み続けたいまち八尾」の実現に向けて取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
結びに、新年が皆さまにとって希望に満ちた輝かしい年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
八尾市議会議長 竹田 孝吏
あけましておめでとうございます。
市議会を代表いたしまして、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
昨年を振り返りますと、大阪では「2025年大阪・関西万博」が開催され、参加された市民の皆さまには、160を超える、国・地域の人々との交流や、多様な文化の一端に触れることで、老若男女それぞれの人生において、さまざまな刺激や気づきをもたらすとともに、この上ない思い出となったことと思います。市議会におきましても、上之島小学校での音楽・文化交流や万博会場でのイベントなどを通じて本市と交流を深められたリベリア共和国から文化大使をはじめ関係者の皆さまに表敬訪問をいただき、議場にて演奏と歌声など披露いただきました。
また、本市が、多くの出展やさまざまな取組みを通じて、今回の万博に参画し、広く「八尾」を発信できたことを、大変うれしく感じており、これらの経験、レガシーを次代へ継承すべく、今後も「アフター万博」の取組みを、大いに期待するところであります。
◆信頼される市議会に向け、変化の年
さて、市議会といたしましては、令和7年3月定例会において、手話およびろう者に対する理解の普及啓発を進めるため、議会提案により「八尾市手話言語条例」を制定いたしました。今後も、市民の皆さま一人ひとりが大切な存在として、共に支え合い、安全に安心して暮らすことのできる社会の実現に向け、全力で取り組んでまいります。
本年の干支は、60年に一度巡ってくる「丙午(ひのえうま)」であります。情熱や変化を象徴する年といわれており、まさに、物事が幸運に転じ、「うま」くいく起点の年となることを願い、私ども議員一丸となって、市民の皆さまと同じ目線を大切に、さらなる改革を進めてまいる所存でございますので、今後ともご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
結びに、新しい年が、市民の皆さまにとりまして、希望に満ちた実り多き一年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
