- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府寝屋川市
- 広報紙名 : 広報ねやがわ 令和7年5月号
~5月23日は難病の日~
難病は一定の割合で発症すると言われており、特別なものではありません。あなたの家族、友人や会社の同僚にも難病のある人や治療しながら働いている人がいるかもしれません。患者や家族が暮らしやすい社会になるよう、難病について理解を深めましょう。
■難病とは
発病に至る仕組みが明らかでなく、治療方法が確立していない珍しい疾病で、長期の療養が必要なものを難病と呼んでいます。現在は348疾病が、指定難病として医療費助成の対象となっています。
適切な治療や管理を続けることで普通に生活できる疾病も多くあります。先入観を持つことなく、ありのままの姿を理解することが大切です。
■治療と仕事の両立について
難病患者にとって、治療と仕事の両立は大きな課題で、「病状に合う仕事が見つからない」「職場で理解が得られない」など、いろいろな問題に直面しています。
また、周囲の偏見を恐れ、病気を周囲に明かせない人や離職する人もいます。勤務時間中の健康管理や柔軟な勤務時間などへの配慮が、難病だけでなく、あらゆる病気や障害を持ちながら働くすべての人にやさしい職場づくりにつながります。
■保健所での活動
医療費助成の受付だけではなく、難病患者やその家族の悩みに保健師が寄り添い、一緒に考え、サポートしています。相談したい人は、保健予防課まで問い合わせてください。
問合せ:保健予防課
【電話】812・2361