くらし 園芸はじめの1歩! 3年かけて理想の庭づくりへ

写真・文:富山 昌克

今年度はお庭の後景部分を彩る花を季節ごとに紹介します。手軽に入手できて、誰でも簡単に咲かせられる超スタンダードな園芸植物の栽培法をマスターしましょう。

No.13 ミモザアカシア
マメ科アカシア属の常緑高木(じょうりょくこうぼく)で、早春に黄金色のふわふわした花を咲かせます。欧州では春を告げる木として人気。成長が非常に早く、シンボルツリーとして最適です。細かく裂けた羽状葉(うじょうよう)が銀色を帯び、花がない時期でも観賞出来る花木です。2~3月に満開になり、いい香りが漂います。切り花はドライフラワーとして楽しめます。
開花期間:2月下旬~3月
水やり:
鉢植え…鉢土が乾いたら、たっぷり。
庭植え…植え付け直後を除けば水やり不要。
置き場:日当たりのよい場所

■マメ知識
ミモザアカシアの原産地はオーストラリア南東部です。乾燥気候に強く、成長スピードの速さや強い再生力が、原産地の環境特性と深く結びついています。オーストラリア先住民アボリジニでは、生活文化に深く根付いていた生活木といわれています。

【お庭づくりの極意】
1月下旬は一年で最も寒さが厳しい時期。凍結防止のため水やりは1週間に1度、午前中に控えめに行い、株元には敷きわらや腐葉土を厚く施して保温します。植え替えは避け、寒風を遮る簡易風よけで株元と根をしっかり守ることが大切です。

■手順
(1)2回り大きなコンテナに鉢増し。庭への植え付けは、3~4月と10月が適期。
(2)園芸培養土4:赤玉土(小粒)4:ひゅうが土(細粒)2を配合。
(3)コンテナの底に鉢底土を敷き詰める。
(4)若木のうちは支柱とビニタイでしっかり固定。植え付け後の移植を嫌うため、最終的な樹高を見越して植栽場所を選ぶことが大切。

■栽培管理のポイント
過湿を嫌うミモザは、水はけの良い土壌に植えるのが基本です。粘土質の庭土には、掘り上げた庭土に腐葉土を2割、ひゅうが土(細粒)を1割混ぜると生育が安定します。マメ科の特性として根に根粒菌を宿すため、肥料がなくても育ちます。無肥料でも成長が早いので、栽培は簡単です。

■お庭づくりのポイント
花後の“軽剪定”が翌年の花に影響します。剪定は開花後すぐの3~4月が適期。花房がついた枝を1/3ほど切り戻し、混み合った枝を間引くと、翌年の花芽が増えて樹形も整います。秋以降の剪定は花芽を落としてしまうため厳禁。

市公式YouTubeでは「ポトスライムの水挿し」についての動画を公開中!ぜひご覧ください!
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