くらし 知ろう学ぼう人権

■しない させない就職差別
働くのは私!私自身を見てください 6月は「就職差別撤廃月間」
「あなたのお父さんやお母さんの出身地はどこですか。家族の職業を言ってください。」
「お父さん(お母さん)がいないようですが、どうされたのですか。」
「尊敬する人物を言ってください。」
就職の面接で、こんなことを聞かれたことはありませんか。
面接でこのような質問をすることは、本人に責任のない事項や本来自由であるべき事項で応募者を判断することになり、就職差別につながるおそれがあります。
採用選考は、応募者の基本的人権を尊重するとともに、本人の適性・能力に基づき、その人の資質や長所を見いだすことを通じて行う必要があります。
また、個人情報保護の観点から、応募者から提出された履歴書などの取り扱いは、個人の権利利益を侵害しないようにしなければなりません。
このため大阪府では、6月を「就職差別撤廃月間」とし、ハローワークや市町村、大阪企業人権協議会などの関係機関と連携して、様々な啓発事業を実施します。応募者の基本的人権を尊重し、就職の機会均等を保障することの大切さについて、市民・事業者の皆さんのご理解をお願いします。

問合先:協働人権課人権推進担当(1階(4)番窓口)
【電話】939・1059

■大阪府、ハローワークでは、公正採用選考に関する相談を受付けます。
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問合先:大阪府商工労働部雇用推進室
【電話】06・6210・9518