くらし 消費生活 知っ得情報 No.177

■退職後も住宅ローンが残っている。
60代になっても住宅ローンが残っている。家を手放すしかないのかと、お悩みを抱えている方がいます。

▽事例
60歳で退職することになった。住宅ローンがあと10年、70歳まで残っている。年金しか収入がないので、毎月の支払いもできない。ましてや年2回のボーナス払いは到底無理だ。同居で会社員の息子がいるのでローンを引き継ぎたいができるだろうか。

▽アドバイス
家計の見直しや銀行との交渉でローンの借り換えをするなど、いくつかの方法があります。また、自宅にそのまま住み続けられる代わりに、住宅を担保にお金を借りるリバースモーゲージという方法もあります。最近では、不動産屋等に住宅を売却し、家賃を払ってそのまま同じ家に住むリースバックという方法もあります。しかしこの場合は、売却額が低くなる可能性が高く、賃貸住宅の更新時期の定めによっては退去しなければならない場合もあります。住宅ローンの支払いに困ったときには、専門機関に相談しましょう。

▽住宅ローンや債務返済に関する相談窓口
日時:毎週水曜日10時から16時
方法:面談、電話(要予約・予約は平日も可)
相談:家族からの相談も可能

問合先:一般社団法人大阪銀行協会銀行取引相談所「カウンセリングサービス」
【電話】06・6867・9547

■藤井寺市消費生活センターにご相談ください!
日時:月~金曜日(祝日除く) 10:00~12:00、12:45~16:00 ※受付は15:30まで
場所:藤井寺市消費生活センター(市役所1階(5)番窓口)
【電話】939・1320
相談方法:電話又は来所(予約不要)