くらし そのやり取りほんとに大丈夫? 詐欺から大切なものを守るために!

誰もが使っているLINEやSNS、気軽なメッセージのやり取りが、人生を狂わす落とし穴になることもあります。「親しげに話しかけてきた相手が、実は詐欺師だった」、「投資の話に乗ったら、お金も連絡もすべて消えた」、「マッチングアプリで知り合った人と会ったら、トラブルに巻き込まれた」そんな被害が、いま全国で急増しています。

■それ詐欺じゃない?特殊詐欺の手口とは?
▽オレオレ詐欺
・「あなたに逮捕状が出ている」
・「今すぐお金が必要。助けて」
→警察官や身近な人を装い、ギフトカードや送金を要求。

▽投資勧誘詐欺
・「仮想通貨で確実に儲かる方法がある」
・「特別に招待された投資グループがある」
→LINEグループや専用アプリに誘導し、多額の金銭をだまし取る。最初は儲かっているように見せかけ、信用させるのが特徴。

▽ロマンス詐欺
・「会って話がしたい」「秘密で会いましょう」
・「恋人として支えてくれたらうれしい」
→親密な関係を装い、お金を要求したり、会った場でトラブルに巻き込んで金銭を脅し取るケースも。性的な画像・動画を送らせて脅迫する“リベンジポルノ型”にも注意。

▽還付金詐欺
・「医療費の還付があります」
・「ATMで手続きをすれば振り込まれます」
→役所や保険組合を装い、ATM操作をさせてお金を振り込ませる。LINEやSMSで事前に連絡してくる手口も増加中。

■市内の被害件数及び被害金額は?
たった1件の被害で数百万円が失われたケースも。
また、あなたの大切な家族が大きなトラブルに巻き込まれるかもしれません。
被害件数では、還付金詐欺が全数の半分を占めています。


羽曳野警察署調べ

■詐欺を見抜くポイント!
・お金の話が出たら即座に疑う
・すぐに行動するよう急かされる
・+1や+44などから始まる国際電話番号に注意
・「特別」「限定」「今だけ」という言葉が出る
・役所や公的機関がLINEやSNSだけで手続きを促すことはない

■防ぐための行動!
・まずは確認!一旦電話を切って、本人や公的機関にかけ直す
・第三者相談!少しでも不安なら家族や警察へ
・セキュリティ強化!アカウントの2段階認証を設定
・「自分は大丈夫」という油断が最大の敵!

■スマホで簡単!仮想体験ツールで詐欺対策!
大阪府警察本部では、SNSやLINEを悪用した詐欺被害を未然に防ぐため、スマホで詐欺の手口が体験できる「詐欺仮想体験ツール」を公開しています。

▽体験方法
1.QRコードをスマホで読み取り、体験するツールを選んで読み込む
2.LINEで「友だち追加」して体験をスタート
3.メッセージに沿ってやり取りし、詐欺の手口を学習
・SNS型投資詐欺体験
・闇バイト応募トラブル体験
・SNS型ロマンス詐欺体験(左…男性 右…女性)
本紙を参照ください

問合先:危機管理室消防・防犯担当(4階(48)番窓口)
【電話】939・1190