くらし 性のあり方は一人ひとりの個性

市では、性の多様性を正しく理解し、自分らしく生きることが尊重される社会をめざしています。

■性のあり方は人それぞれ
性のあり方は主に次の4つの要素のかけあわせで考えられています。それぞれのかけあわせに決まりはなく、一人ひとりさまざまな性のあり方があります。
・生まれたときの体の特徴
・どんな性別の人を好きになるか
・自分がどんな性別だと感じるか
・服装や言葉づかいなど、自分の性別をどう表現するか

■性的マイノリティとは?
性は、その人らしさや生き方についての大切な概念です。性別は生まれたときの体の特徴によって決まりますが、体の性別と自覚する性別が一致しない人や、異性以外が恋愛対象になる人など、性のあり方について弱い立場に置かれた人たちを性的マイノリティといいます。日本では10人から20人に1人が性的マイノリティであるといわれています。
日常生活の中では、異性を好きになることが普通だとされたり、服装や言葉づかいに男らしさや女らしさを求められたりする社会的通念があり、性的マイノリティの人々が困難に直面することがあります。

■性の多様性について考えてみよう
あなたの周りには性的マイノリティの人はいないと思うかもしれません。しかし、それは社会の「当たり前」によって、周囲の人に自身が性的マイノリティであることを言えない人がいるからかもしれません。
性のあり方はとても多様で大切な個性の一部です。性の多様性について、考えることから始めてみませんか。

■性の多様性を考えるパネル展を開催
とき:12月15日(月曜日)~12月17日(水曜日)
ところ:市役所本庁舎1階多目的ホール

問合せ先:多文化共生・男女共同参画課
【電話】06-4309-3300【FAX】06-4309-3823