- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府東大阪市
- 広報紙名 : 東大阪市政だより 令和7年(2025年)6月号
■成人歯科健康診査
市では、節目の年齢の方を対象に成人歯科健診を実施しています。歯を失う原因の第1位である歯周病は、40歳代を境に急増するため、若い世代からの気づき、予防が大切です。また、歯周病はさまざまな全身の病気と関連していることが報告されています。対象となる方はぜひ受診し、歯周病の早期発見・早期治療に努めましょう。
▽歯周病と全身の健康との関係
・アルツハイマー病
・脳梗塞
・誤嚥性肺炎
・心筋梗塞
・心内膜炎
・動脈硬化
・糖尿病
・早産
・低体重児出産
対象:市内に住民登録がある、受診日時点の年齢が次のいずれかの方
・20歳・25歳・30歳・35歳・40歳・45歳・50歳・55歳・60歳の方
・65歳・70歳の方(後期高齢者医療制度の被保険者以外)
・75歳・80歳で生活保護受給中の方(後期高齢者医療制度の被保険者以外)
受診期間:該当年齢期間中(次の誕生日の前日まで)
内容:問診、口腔内診査、歯科保健指導、口腔機能評価(75歳・80歳のみ)
料金:該当年齢期間中1回に限り無料
※健診の結果、処置などが必要となった場合の料金は受診者の自己負担となります。保険診療が必要となった場合に備えて健康保険証(マイナ保険証・資格確認書など)も持参してください。
申込方法・申込み先など:市内の実施歯科医療機関に電話などで予約(市の成人歯科健診を希望する旨をお伝えください)
※実施歯科医療機関など、詳しくは市ウェブサイトをご覧ください。
問合せ先:健康づくり課
【電話】072-960-3802【FAX】072-970-5821
■後期高齢者医療歯科健康診査
大阪府後期高齢者医療広域連合では、被保険者を対象に歯科健診を実施しています。実施登録歯科医療機関などで、来年3月31日(火曜日)までに1回無料で受診できます。義歯を使用中の方も積極的に受診してください。
対象者には、4月下旬から5月上旬にかけて「歯科健康診査のお知らせ」を送付しました(年度途中に75歳になる方には誕生月の翌月に順次送付)。お知らせが届いたら、事前に実施登録歯科医療機関へお問合せのうえ、被保険者資格を確認できるもの(マイナ保険証・資格確認書・被保険者証〈7月31日(木曜日)まで使用可能〉のいずれか)を持参して受診してください。
ただし、次に該当する方は対象外です。
・病院または診療所に6か月以上継続して入院している
・特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、養護老人ホーム、障害者支援施設などの施設に入所または入居している
問合せ先:
・大阪府後期高齢者医療広域連合給付課【電話】06-4790-2031【FAX】06-4790-2030
・医療保険室保険管理課【電話】06-4309-3051【FAX】06-4309-3806
■妊婦歯科健康診査
市内に住民登録がある妊婦の方は、市内の実施歯科医療機関で妊婦歯科健診を受けることができます。妊娠中はホルモンバランスの変化などによって、むし歯や歯周病にかかりやすくなっています。また、歯周病により早産や低体重児出産のリスクが高まるおそれが報告されています。自身と生まれてくる赤ちゃんのため、せっかくのこの機会にぜひ受診しましょう。
対象:市内に住民登録がある妊婦
※つわりが落ち着いた安定期(妊娠20週以降)の受診をおすすめします。
料金:1回に限り無料
持ち物:妊婦歯科健康診査受診券(母子健康手帳別冊に綴込み)、母子健康手帳
申込方法・申込み先など:妊婦歯科健康診査受診券に必要事項を記入し、実施歯科医療機関に電話などで予約
※妊婦歯科健診を受診した方は、妊娠中の成人歯科健診の受診はご遠慮ください。
問合せ先:母子保健課
【電話】072-970-5820【FAX】072-960-3809
■毎日のセルフケア×定期的なプロフェッショナルケアで歯周病を予防
毎日のセルフケアでは、歯ブラシに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯と口の清潔を保ちましょう。また、かかりつけ歯科医などで、定期的にプロフェッショナルケア(歯科健診や、歯垢や歯石の除去など)を受け、歯周病を予防しましょう。