- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府東大阪市
- 広報紙名 : 東大阪市政だより 令和7年(2025年)6月号
市立東大阪医療センターのスタッフがリレー形式で医療に関する情報などをお届けします。
■第100回 帯状疱疹ワクチン
▽市立東大阪医療センター 免疫内科 宇田裕史部長
帯状疱疹は、過去に水ぼうそうにかかったときに体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、体の左右どちらかに帯状に、痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。治った後にも痛みが残ることがあり、日常生活に支障をきたすこともあります。
帯状疱疹は、ワクチンによって予防できます。今年度から、帯状疱疹ワクチンの予防接種が定期接種の対象になりました。また、今年度は年度内に65・70・75・80・85・90・95・100歳以上を迎える方が対象になり、市ではワクチンの接種費用を助成しています。
帯状疱疹ワクチンには生ワクチン、組換えワクチンの2種類があり、いずれか1種類を接種します。各ワクチンは、接種回数や接種条件、副反応などの特徴が異なります。接種を希望する方は、地域のかかりつけ医にご相談ください。
※当センターではワクチン接種は行っていません。
問合せ先:地方独立行政法人市立東大阪医療センター事務局地域医療連携室
【電話】06-6781-5101【FAX】06-6781-2194