くらし 〔市政ほっとNEWS〕姫路の最近の動きをお届けします

■8/21 ふるさとの宝 姫路城をたいせつに
琴丘高等学校の生徒15人が、姫路城の障子の張り替えを行いました。張り替えに使用された和紙は8月1日に同校の生徒18人がすいたもので、その原料となるコウゾやガンピも生徒が採取したものを使用。生徒らが1枚ずつ丁寧に張り替えた障子は、大天守3階にある「内室(うちむろ)」に使われます。
本活動は、令和元年度に同校所蔵の和本が姫路市指定重要有形文化財に指定されたことをきっかけに始まりました。来春に市立高等学校の統合を控えており、今年度の活動が、同校で開催する最後の機会。
生徒は「ふるさと姫路を大切に思う心を育むために参加して良かった」と語りました。

■8/23 ドローンで空中輸送 空飛ぶ「えきそば」⁉
本市とまねき食品が「はたらくドローン防災フェス」を姫路科学館で共同開催しました。
災害時の物資配送を想定した実証実験では、えきそばの袋麺が入った保冷ボックスを大型ドローンが空中輸送。無事に目的地に運び終わると観客からは拍手が起こりました。
この他にも、スピーカー搭載ドローンの実演やドローンの操縦体験などを実施。来場者は、ドローンを活用した防災・減災の取り組みや最新技術を、体験しながら学びました。

■9/13・14 芸術の秋到来!ひめじアートシーズン開幕
本市の新たな文化芸術事業「ひめじアートシーズン」の開幕を飾る「楽市楽座」をアクリエひめじで開催しました。
13日のオープニングイベントでは、プロの鍵盤ハーモニカ奏者と市内小学生、ドラムサークルが一緒に演奏。14日には、書家の黒田賢一さんが書道パフォーマンスを行いました。1,000人を超える観客が見守る中披露された匠の技に、会場は大盛り上がり。
このほか、浪曲師・京山幸枝若さんのステージや茶席体験などもあり、来場者は多様な文化的体験を楽しみました。本事業では、11月末までさまざまな文化芸術イベントを実施します。お楽しみに。

■9/14 大・迫・力 1万発の花火に笑顔が弾ける
姫路港で姫路みなと祭海上花火大会を開催。例年の2倍に当たる1万発の花火が夜空を彩りました。県下最大級となるこの打ち上げ数は、本花火大会では初めての試みです。また、他ではなかなか見られない10号玉も、過去最多の30発を打ち上げました。
今年は安全面を考慮し、観覧エリアを全席有料化。約3万5千人分の席が完売となり、会場には夕方から多くの人が訪れました。露店を楽しみつつ、花火を待ち構える来場者たち。空が夕闇に覆われた頃、観覧場所からわずか300メートルの距離で花火の打ち上げが始まると、その豪快な音と光の迫力に、観客から大きな歓声が上がりました。