くらし クローズアップ豊岡(4)ー地域包括支援センターだよりー

少子高齢化の進行に伴い、一人暮らし高齢者や高齢者のみの世帯、認知症高齢者の増加が見込まれています。必要とされるサービスが多様化する一方で、それを支える人材不足も、大きな課題となっています。こうした中でも、高齢者が住み慣れた地域で、できるだけ長く安心して暮らし続けられるよう、地域包括支援センターが設置されています。
身近な相談窓口として、介護・保健・福祉の専門職がチームで連携し、支援を行っています。

◆総合相談支援業務
制度の紹介など、適切なサービスにつなぎます。

◆介護予防ケアマネジメント業務
介護認定で「要支援1・2」と判定された方や要介護状態になる可能性の高い方に対し、介護予防サービスの相談や計画の作成を行います。また、介護予防サービスの利用のほかセルフケアや地域での集まりなどに参加できるよう支援します。

◆権利擁護業務
高齢者虐待や消費者トラブルの早期発見や解決に向けて対応します。また、成年後見制度などの紹介を行います。

◆包括的・継続的ケアマネジメント業務
介護支援専門員を対象とした後方支援や、高齢になっても安心して暮らせる地域づくりを目指し、医療機関などと連携し、地域包括ケアシステムの実現に向けて、ネットワークの構築を図ります。

◆認知症相談センター
認知症に関する相談窓口として、認知症になっても安心して地域で暮らし続けられるよう支援します。