- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県川西市
- 広報紙名 : 広報かわにし milife 令和7年5月号
今月の担当は…インクルーシブ推進課
■「副籍」を通じてつながりを
◇障がいの有無に関わらず誰もが幸せに暮らせる共生社会を実現するために
市では、障がいのある子どもが、学校卒業後も地域で必要な支援を受けながら自分らしく暮らせること、地域の一員として活躍できること、障がいなどの有無に関わらず、誰もがその能力を発揮し、共に認め合い、支え合い、尊重し合いながら幸せに暮らせる共生社会を実現することをめざしています。
そのためには、学校教育においては、障がいのある子どもの持つ力や可能性を最大限に伸ばすことはもとより、子どもたちがともに学び、育つことが学校教育において重要だと考えています。
学校では、これまでも特別支援学校の子どもとその居住地の小・中学校の子どもが、交流したりともに学んだりする機会(交流や共同学習)を設けてきました。今後、今まで以上に組織的に地域とのつながりを維持・継続するため、令和5年度に特別支援学校の子どもが居住地の小・中学校に副次的な学籍(副籍)を置く制度を開始しています。
現在、市の小・中学校に副籍を置く子どもは57人います。皆さんの住む地域で子どもが通っている小・中学校でも、今後、これまで以上に、特別支援学校の子どもと小・中学校の子どもとの交流や共同学習が充実していきます。
市では、取り組みを機に、保護者や子ども同士に地域とつながりができること、子どもの障がいの有無に関わらず、特別支援学校の取り組みに関心を持ってもらうことも期待しています。
問合せ:インクルーシブ推進課
【電話】072-740-1401