健康 三田市民病院のNOW(イマ)

新統合病院開院にあたり「三田市民病院は近々なくなるの?」など、ご心配の声が寄せられていますが、ご安心ください。新統合病院開院までの間、三田市民病院は引き続き良質な医療サービスを提供します。
現在、救急外来の強化や新統合病院へ円滑に移行するため、8年4月から済生会兵庫県病院による指定管理者制度の導入など、さまざまな取り組みを行っています。今号は力を入れている「救急外来」についてご紹介します。

■「断らない救急」を目指して
三田市民病院では、地域の診療所や病院と連携し、手術・検査・緊急入院が必要な患者さんを受け入れる二次救急*を中心に救急医療を行っています。事故によるけがや急な体調の悪化など、重い症状の患者さんを一人でも多く受け入れるため、「断らない救急」を合言葉に全力で取り組んでいます。
救急現場では、専門外の症例や他の重症患者の対応中など、やむを得ず診療をお断りしなければならない場合もあります。それでも現在、受け入れ件数は着実に増加(下グラフ)しています。
救急医療を円滑に行うためには、市民の皆さんのご協力も欠かせません。軽症の場合や日常的な健康相談は、まず身近なかかりつけ医を受診していただくことで、重症患者の命を守る体制がより強固になります。

▽三田市消防本部による搬送先

■*3つに分かれる救急医療

■救急外来の体制
▽いつでも受け入れ可能
夜間や休日など、通常の診療時間外に急な病気やケガに見舞われた際に、いつでも専門的な医療を受けることができます。
▽豊富な医療スタッフ
・医師:4人~6人(内科系、外科系、産婦人科、脳神経外科)
・看護師:3人
・薬剤師、放射線技師、検査技師:3人

問合せ:市民病院事務局総務課
【電話】565-8605【FAX】565-8011