- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県三田市
- 広報紙名 : 広報さんだ 令和7年9月1日号
―三田空襲の記憶を未来へ―
戦後80年戦争のない世界を求め「あの日」の記憶を語り継ぐ
■SUN PEACE(サンピース) 大向勲(おおむかいいさお)さん(右) 荒井隆一(あらいりゅういち)さん(左)
私たちは、「三田空襲」の記憶を次世代に伝えるため、平成27年に市内小学校校長2人で団体を設立し、空襲体験者の証言を記録してユーチューブで発信しています。
昭和20年7月19日、三田市で米軍機2機による機銃掃射があり、児童など5人が命を落としました。
戦後80年の節目となる今年、市の協働事業提案制度を活用し、空襲体験者と協力し連続講座「三田空襲を知る会」や現地を巡るツアーなど「追体験」を重視した取り組みを行っています。
当時を知る人の言葉や風景に触れ、戦争の悲惨さをリアルに感じてほしい―そんな想いを込めています。
たくさんの命が奪われる戦争が二度と起こらないよう、三田空襲を語り継ぐ取り組みを続けることで、平和の尊さを考えてほしいです。
年末には三田祥雲館高校の生徒と三田空襲を題材にした劇を上演予定です。ぜひ、ご観劇ください。
■「グループを立ち上げたい」「市民活動をしてみたい」という人はご相談ください
▽市民活動推進プラザ
場所:まちづくり協働センター内
開所日時:10時~12時30分、13時30分~17時 ※水・日曜、祝日除く
窓口・オンライン相談:電話、ファクス、eメール(【メール】[email protected])のいずれかで事前予約
問い合わせ:【電話】559-5168【FAX】559-5169