健康 『健康』ワンポイントアドバイス

■睡眠について考えよう
睡眠は、こども・成人・高齢者とどの年代においても健康に不可欠な行動です。睡眠不足による心身の影響は(1)注意力の低下、(2)記憶力・学習力の低下、(3)代謝機能の低下、(4)免疫力の低下、(5)気分障害のリスク増加、(6)生活習慣病のリスク増加と多岐に渡ります。
では、良い睡眠とはどのようなものでしょうか。良い睡眠は、睡眠の量(睡眠時間)と質(睡眠で休養がとれている感覚)が確保されていることです。睡眠時間と同じくらい睡眠により休息がとれているという感覚を得ることが重要です。睡眠には個人差がありますが、自分らしい睡眠を見つけることが望ましいです。

▽休息感を高めるために
1.まずは睡眠時間の確保を
(こども)小学生は9〜12時間、中〜高校生は8〜10時間を目安にしましょう。
(成人)6時間以上を目安としましょう。
(高齢者)寝床で過ごす時間が8時間以上になると健康に悪影響があるといわれています。寝床で過ごす時間が8時間以上にならないことを目安に睡眠時間を確保しましょう。
2.適度な運動習慣を身につけましょう。
3.朝食を抜くと体内時計がずれて寝つきが悪くなります。しっかり朝食をとりましょう。
4.寝室の環境を整え、リラックスしましょう。
不眠でお困りの方はかかりつけ医または医療機関に早めの相談をおすすめします。