くらし ふくしの窓口から～つながり便り～

●10月1日は「福祉用具の日」、10月10日は「転倒予防の日」
～身近な工夫と福祉用具で、安心・安全な暮らしを～
10月1日は「福祉用具の日」、10月10日は「転倒予防の日」です。
高齢者の転倒は浴室や玄関、布団やベッド回り、階段など身近な場所で多く起こります。転倒は骨折や寝たきりにつながり、介護が必要になるきっかけにもなります。しかし、日常生活のちょっとした工夫や福祉用具の活用で予防することができます。

○こんな工夫で転倒予防
・廊下や階段には手すりを設置し、足元は滑り止めマットを敷きましょう。
・夜間はセンサー付きライトで廊下や階段を照らし、足元を明るくしましょう。
・部屋を整理整頓し、つまずきやすい物を減らしましょう。
・かかと上げやスクワットなど、家でもできる運動で足腰を鍛えましょう。
・外出時は滑りにくい靴を選び、雨の日や冬場は特に注意しましょう。

○福祉用具を活用しましょう
・玄関の踏み台や浴室・廊下に手すりを設置しましょう。
・歩行器やシルバーカーを使って、安全に移動しましょう。
・リハビリシューズは、自分の足に合ったものを選びましょう。

○体調管理も予防につながります
・立ち上がる時はゆっくりと動き、起立性低血圧を防ぎましょう。こまめな水分補給も大切です。
・骨粗しょう症予防のために、カルシウムやビタミンDを意識した食事を取りましょう。
・適度な運動を続けて、筋力やバランス感覚を保ちましょう。

地域包括支援センターでは、転倒防止や福祉用具の相談も受け付けています。
この10月をきっかけに、お家の環境や生活習慣を見直してみませんか。安心・安全な暮らしを地域みんなで守っていきましょう。

問い合わせ先：
朝来市地域包括支援センター【電話】672-6125
生野地域包括支援センター【電話】670-5202