- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県朝来市
- 広報紙名 : 広報朝来 令和7年10月号
◆ママクック株式会社 100万円の寄附をいただきました
市は、8月21日(木)、ママクック株式会社(本社:千葉県四街道市)から、企業版ふるさと納税制度を活用して100万円の寄附をいただいたことに対する感謝の意を込め、感謝状を贈呈しました。
同社は、本市山東町のママキッチン株式会社がフリーズドライ製法で製造する犬や猫向けのペットフードを全国に届けている企業です。
いただいた寄附は、本市の地方創生事業に活用させていただきます。今後も地域企業とのつながりを大切にしながら、市民サービスの充実と持続可能なまちづくりを進め、地域全体の魅力発信につなげていきます。
◆市内各小・中学校にウォーターサーバー設置 ウォータースタンド株式会社と協定締結
朝来市教育委員会は、9月1日(月)、ウォータースタンド株式会社と「プラスチックごみ削減及び熱中症対策推進に関する協定」を締結しました。
同社は全国でマイボトル用給水機の設置を通じて、環境保全を進めています。市は循環型社会の実現や熱中症予防に取り組んでおり、協定を通じて児童生徒の環境保全における学びやプラスチック削減への意識が高まるほか、学校で安全に水分補給できる環境整備が期待されます。
小倉畑教育長は、「市内各小・中学校におけるプラスチックごみの削減と熱中症被害対策の推進に今後も尽力したい」と話しました。
◆デフリンピックキャラバンカー来訪 市役所本庁舎前でセレモニー実施
9月19日(金)、デフリンピックキャラバンカーが本市を訪れ、市役所本庁舎前でセレモニーを行いました。
これは、一般財団法人全日本ろうあ連盟が行う全国キャラバン活動で、11月に日本で初開催の「東京2025デフリンピック」の認知度向上と機運醸成を目的に全国各地を巡回しています。セレモニーでは、市内の手話サークルの有志が集まり、手話を使ったダンスとデフリンピック出場選手に向けたエールを手話で披露しました。
公益社団法人兵庫県聴覚障害者協会の本郷善通(ほんごうよしゆき)さん(写真上左側)は、「第1回開催から今年は100周年にあたる節目の年なので、今回のセレモニーが、デフリンピックや手話を広めるきっかけとなれば嬉しい」と話されました。
◆J-クレジット購入証明書交付式開催
市は、8月22日(金)、市役所本庁舎にてJ-クレジット購入証明書交付式を開催しました。
市は、市の管理する森林の整備によって生じる二酸化炭素の吸収量をクレジット化して販売しており、今年度は、株式会社ノーリツ、サンアロイ工業株式会社、姫路ハウスサービス株式会社から、470t-CO2分のクレジットを購入いただきました。
交付式には、J-クレジットを購入した企業2社と紹介金融機関の但陽信用金庫が出席。藤岡市長は「市内には84%の森林があり、今後も森林の保全に努めていきたい。J-クレジットの購入を脱炭素経営の取り組みにご活用いただければ」と話しました。
◆子育て中や起業を目指す女性対象! 朝来クリエイタースクール第3期開講
市は、8月26日(火)、市役所本庁舎で「朝来クリエイタースクール第3期」の開講式と初回講座を実施しました。
子育て中の女性や就労・起業を目指す女性を対象にした本スクールは、今回で3期目の開催。市内在住・在勤の20人が参加し、昨年に続き1期生が講師を務めました。また、学び直しを目的に1期生・2期生が再受講する姿もありました。
20代から60代まで幅広い世代が受講し、「自分の手でチラシを作りたい」「独立に向けて写真・動画編集やホームページ制作の力をつけたい」など、それぞれの目標に向けて一歩を踏み出しました。
◆写真展「移住者の瞳に映る朝来市の魅力」開催
8月22日(金)~31日(日)、和田山町の旧上垣医院で、地域おこし協力隊の菊池優介(きくちゆうすけ)隊員、崎山皓斗(さきやまあきと)隊員、協力隊OBのレハン・ネルさんの写真展「移住者の瞳に映る朝来市の魅力」が開催されました。
写真展には、光に照らされた田園や、そこに住む人々、四季折々のまちなみなど約40点の写真が並び、日常に溶け込む当たり前の風景を、朝来市に暮らし始めた移住者たちの視点で切り取られていました。
企画された協力隊の菊池隊員は「皆さんにとっての当たり前が移住者から見ると新鮮な景色。改めて、朝来で暮らす喜びを感じてもらえたら嬉しい」と話されました。
◆秋の夜に癒しのひととき ヒメハナ観月会開催
9月5日(金)、山東文化協会の主催により、さんとう緑風ホールで「ヒメハナ観月会」が開催されました。
例年はヒメハナ公園で行われますが、今年は雨天のため屋内での開催に変更。ステージに飾られた手作りの満月を眺めながら、来場者は会場を包む美しい音色に耳を傾けていました。琴や尺八、コントラバス、フルート、ピアノ、カホン(打楽器)など、さまざまな楽器の音色が響き重なり合い、残暑の夜を心地よい涼やかさで彩りました。
観月会に来場された竹田砂織(たけださおり)さん(伊由市場)は「ステージの雰囲気や琴の音色に癒され、とても良い時間を過ごすことができました」と話されました。
※画像など詳しくは本紙をご覧ください。
