- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県宍粟市
- 広報紙名 : 広報しそう 2025年11月号(248号)
■主要事業
令和6年度に実施された事業の一部を紹介します。
◇市歌の制作
・234万円
市制20周年を迎えるにあたり、市の豊かな自然や伝統、文化を引き継ぐことの大切さを再認識する契機として市歌を制作しました。
※市歌動画はコチラ(二次元コードは本紙をご覧ください)
◇宍粟材活用児童生徒用学習机整備事業
・1368万円
市内の小中学校で宍粟市産のスギ集成材を天板に使用した学習机の整備を進めました。
◇就学前施設DX推進事業
・703万円
公立の幼稚園と認定こども園に登降園管理ができるICTソフトとタブレットを導入しました。
◇学校給食運営事業
・1億7423万円
物価高騰などにより増額した学校給食費の値上げ分を市が負担するなどをして、安心で安全な給食を提供しました。
◇楓香荘跡地整備事業
・7921万円
原不動滝周辺に観光客や市民の憩いの空間となる公園を整備しました。
◇しそう氷ノ山SEA TO SUMMIT
・500万円
魅力発信と交流人口の増加を図るため「しそう氷ノ山SEA TO SUMMIT」を開催しました。
◆その他の事業
・木製玩具整備事業…134万円
・山崎南小学校統合改修事業…3億3282万円
・森林環境ポイント制度事業…179万円
・VR動画制作事業…737万円
■市の貯金と借金
市の貯金といえる基金の残高は令和5年度から4億2451万円増え、88億3267万円になりました。一方で市債の残高は令和5年度から29億1542万円減り、437億9229万円になりました。市債は公共施設の建設など、市が一度に多額の出費を必要とする場合に認められる長期の借入金のことです。
○基金(貯金)

※定額運用基金は除く
○市債(借金)

■指標でみる財政状況
市の財政状況を示す指標では、下表のとおり地方自治体の財政状況を示す「経常収支比率」、借金の返済負担の大きさを示す「実質公債費比率」、将来負担しなければならない借金の大きさを示す「将来負担比率」は減少しました。

※1…資金不足の程度を示す指標
※2…公営企業の資金不足の程度を示す指標
◇財政状況は大丈夫?
令和6年度は各比率で財政の健全化が必要と判断される基準値を下回っています。次の数値になると財政の早期見直しが必要となります。
実質公債費比率:25%以上
将来負担比率:350%以上
実質赤字比率:赤字比率12.79%以上
資金不足比率:赤字比率20%以上
※経常収支比率は数値が小さいほど、より自由度のある財政構造といえます。
