- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県多可町
- 広報紙名 : 広報たか 2025年3月号
多可町長 吉田 一四
■井戸端会議で意見交換
2025年の冬は、記録的な積雪となり、あちこちで生活に影響する被害が発生しています。
そんな中ですが、1月24日に、「兵庫の酒米「山田錦」生産システム」が、日本農業遺産に認定されました。2月10日には、加美山田錦部会の皆さんと、「村米」活動の一環で山形県の秀鳳酒造場を訪問しました。早朝の出発時には、多可町も降雪がありましたが、山形県に到着すると、桁違いの雪の量に驚きました。
厳しい寒さの中ですが、多可町で育った山田錦が、職人の皆さんの手によって美味しい日本酒となり、多可町に戻ってくることが今から楽しみで仕方ありません。日本の誇る酒米を守り生かしてくださる生産者、酒蔵、関係者の皆さんの努力に改めて感謝いたします。
また1月26日には、新しい地域コミュニティ(RMP)準備委員会と区長会の共催で「まちじゅう井戸端会議〜2040年の多可町に愛を叫ぼう〜」が開催されました。
人口減少や高齢化により、地域の力が衰える中、集落単位の自治組織についても維持が難しい状況が報告されており、多可町もまた例外ではありません。そこで、あらゆる地域資源や人財を活用し、地域の連携を主導していく体制づくりを目指し、充て職中心の組織ではなく、個々の力を存分に生かした「場所づくり」を目的に、多可町独自の「地域運営広場(RMP)」づくりを検討しています。
今回は、丸い段ボールを膝で支える「円卓会議」形式で、中・高校生や子育て世代などあらゆる世代の皆さん、200人以上が参加し、前向きな話し合いをしていただきました。コーディネーターを務めていただいた兵庫県地域再生アドバイザーの浅見雅之さんは、このような住民参加の座談会で、しかも多可町の人口規模で200人以上が集うことは、これまでにも前例がないと驚かれており、積極的に意見を交わす光景に、感銘されていました。
その言葉をお聞きし、とても誇らしく感じました。
このフォーラムでの意見は、正式に提言として受け取り、新たなコミュニティの場所づくりに役立てたいと思います。