くらし キラリ☆輝く 多可人 –Vol.231-

■人の元気が村の元気に!片瀬里山ボランティアクラブ
WE LOVE 片瀬!
自分たちの地域は自分たちで盛り上げる!!

春は桜、秋は紅葉。天気の良い日は登山。
そんな1年を通して楽しめる場所が、ここ片瀬(中野間)にあります。
片瀬では、9年前に村の有志で片瀬里山ボランティアクラブを結成
。月1〜2回集まって、里山整備などの活動を行ってきました。これまで、紅葉や桜の植樹などを行い、村の人たちはもちろん、村外の人も花見や登山を楽しんでいます。
「最初は65歳以上で始めたんですが、どんどん村の若手が賛同してくれて、今では40代から70代まで、26人で活動しています。」
取材を行った日は、若手メンバーが花見用の焼きそばを準備し、作業終わりにみんなで乾杯!桜はまだつぼみでしたが、話に花が咲きました。
「村の先輩方の地域を良くしたい、景観を守りたいという気持ちを聞いて、断る理由なんか何もない。この綺麗な景色を子どもたちの代まで残したいので、この活動を続ける価値があると思っています。」
そんな若い人たちとの交流の中で、活動は年々パワーアップ。現在は、カタセ山の登山道整備に力を注いでいます。
「展望台からは、草木が生い茂って何も見えなかったんです。でも、みんなで整備をして、すばらしい景色が広がりました。」
最近は、移住やお店の開業など、賑やかになってきたという片瀬地区。その根底には、世代を越えた信頼関係があります。
「先輩方は、若い人たちのやりたいことを否定せず背中を押してくれます。だから本当に住みやすい。」
登山道にベンチを作ろう!おもしろいことをしよう!
どんどん進化する片瀬地区。
そこにあるのは、まぎれもなく『地元愛』。