くらし もっと知ろう もっと語ろう 認知症

認知症になっても安心して暮らせる社会を
9月は世界アルツハイマー月間です。認知症は、高齢になれば誰でも発症する可能性がある身近な病気です。
稲美町では認知症の「予防」と地域で認知症の人を支える「共生」のまちづくりを目指し、様々な支援や取組を行っています。

■自分でできる認知症予防
認知症は生活習慣(社会参加、運動・睡眠、食事など)を工夫することで、発症や進行を予防できる可能性があります。この機会にぜひ一度、生活習慣を見直してみませんか?

■認知症の早期発見のために
◇もの忘れ健診
健康ポイント対象
認知症は早期発見・早期治療・早期支援が大切です。巡回セット健診実施会場において無料で受けることができます(予約不要)。


※上記の日程以外に、地域包括係の窓口でも受けていただくことができますが、事前に電話でご予約ください。

■認知症になっても安心して暮らせるためのサポートを知っていますか?
◇こんな時どうしたら?
Q1 外出先で行方不明にならないか、心配です。
Q2 認知症の人が事故を起こした場合、家族が責任を負うことがあるので不安です。
Q3 気軽に立ち寄れる場所(地域の居場所)はありますか?

A1-(1) 見守りサービスをご利用ください
「みまもりタグ」を持った認知症の人が、町内に設置している見守りカメラ付近を通過すると、家族のスマートフォンなどに、位置情報をお知らせするサービスです。
初期登録料と月額利用料は町が助成しますので無料でご利用いただけます。
詳しくは、地域包括係までお問合せください。

A1-(2) 認知症高齢者等SOSネットワーク事業に登録しておきましょう
事前に登録を行うと、登録番号のついたQRコードシールを配布します。その配布されたQRコードシールを認知症の人の洋服などに貼り付けていただくと、万が一、行方不明になった場合に、発見した人がそのQRコードシールをスマートフォンなどで読み込み、表示された連絡先に連絡していただくことで、行方不明者の早期発見と保護につながります。
詳しくは、地域包括係までお問合せいただくか、町ホームページをご覧ください。

A2 稲美町認知症高齢者等個人賠償責任保険に加入してください
認知症の人が偶然の事故などで他人にケガを負わせたり、他人の物を壊したことで、ご本人やご家族が法律上の賠償責任を負ってしまった場合に、補償を受けることができます。保険料は、町が助成しますので、無料でご加入いただけます。詳しくは、地域包括係までお問合せください。

A3-(1) カフェいこい(認知症カフェ)をお気軽にご利用ください
認知症の人やご家族、地域の人、介護や医療の専門職の人などが、コーヒーやお茶を飲みながら、お互いの悩みを話したり、情報交換をして楽しく交流できる場所です。カフェの開催日時や場所については、地域包括係までお問合せいただくか、町ホームページをご覧ください。

A3-(2) いきいきサロン・いきいき広場・いきいきミニ広場をご利用ください
健康ポイント対象
高齢の人が地域の公民館などで、体操やリクリエーション、お茶を飲みながら交流などをしています。みんなでのんびり楽しく過ごしていますで、お気軽にご参加ください。
開催日時や場所については、地域包括係にお問合せいただくか町ホームページをご覧ください。

お問合せ:健康福祉課 地域包括係(稲美町地域包括支援センター)
【電話】492-9150