- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県神河町
- 広報紙名 : 広報かみかわ 令和7年5月号
■厳しい財政状況
◇経常収支比率
令和7年当初見込み 98・3%
令和6年当初見込み 98・8%
昨年度当初と比較してみると、歳入経常一般財源は、町税や地方交付税が増加見込みとなっています。歳出経常一般財源は、人件費等が増額となっていますが、神崎総合病院への補助金が約1・3億円減額となり補助費等が減額になっています。結果として比率は98・3%となり、0・5ポイント低くなっています。
今後、町税をはじめとした経常収入は、人口減少などに伴い減収していくものと推測されるため、事務事業の見直し等により、歳出における経常経費の削減を行い、さらなる比率の改善に取り組んでいく必要があります。
◇経常収支比率とは
町税や地方交付税などのように毎年決まって収入できるお金(経常収入)のうち、人件費・扶助費・公債費などのように必ず支出しなければならない経費(経常経費)が、どれくらいの割合かを示す指標で財政の弾力性をあらわしています。この数値は低いほど臨時的・突発的な支出に対応することができ、高いほど財政に余裕がないと言えます。
問合せ:総務課
【電話】34-0001