くらし ツキノワグマによる人身事故防止のために

初夏にかけて、クマの行動域が広くなります。
散歩の際や山に入るときは、次のことに充分ご注意ください。

■山に入るときの注意事項!
◇音の出るものを身につける〔クマに人の存在を知らせる〕
・鈴やラジオを携帯する
・複数人で話をしながら行動する
◇山野にゴミを捨てない〔クマを執着させない〕
・弁当の残りや飲料水の容器は必ず持ち帰る
◇周囲の状況に気を払う
・山林内では周囲の状況にも充分注意する(山菜採りなど夢中になりがち)
◇子グマにも注意
・子グマでも大変危険
・母グマは本能的に子グマを守るため襲ってくることがある
◇それでも出会ってしまったときは
・クマを驚かせない
・クマに背を向けず、後ずさりして立ち去る

■クマの生態特性
目:よく見えない
耳:非常によい(ただし低音は聞き取れない)
鼻:犬のように鋭い
口:雑食性である
足:鋭い爪で、木に登れる
・クマは嗅覚、聴覚が特に発達している。
・子グマがいれば、近くに母グマがいる可能性が高い。
・大柄で鈍そうに見えるが、山の中では人間よりも俊敏で、木に登ることもできる。
・夜明け前、夕暮れ時など薄暗い時間帯に行動することが多い。

■季節ごとの行動
春:冬眠から目覚める(4月上旬頃)
山菜などを食べる(5月頃)
夏:繁殖(交尾)をする(6~7月頃)
※このころクマの行動域が広くなる
秋:冬眠準備のため木の実・果樹などの食べ物を探し回る
※食べ物を求めて人里まで降りてくることあり(柿・栗等)
冬:穴の空いた木や、木の根元に穴を掘り、冬眠する
※一部のメスは、冬眠中に1~2頭出産する

◆クマを目撃した時は、農林政策課まで連絡願います。

問合せ:農林政策課
【電話】34-0960