くらし 認知症地域支援推進員だよりVOL.26

■～10月10日は「目の愛護デー」～目の健康を守って認知症予防!
10月10日は「目の愛護デー」です。この日は、目の大切さや健康を守ることの重要性を考える日です。
特に、高齢になると「アイフレイル」と呼ばれる目の機能が少しずつ衰える症状が見られるようになります。アイフレイル状態になると、視力の低下や見えにくさが進み、転倒や認知症のリスクを高めることがあります。
最近の研究(「ランセット認知症委員会報告2024」)では、目の健康を守ることが認知症予防につながると報告されています。なぜなら、見えにくくなると外出や人との交流が減り、体を動かす機会も少なくなりやすいからです。
目の健康を守るためには、年に一度の眼科検診が大切です。また、紫外線を避ける、スマートフォンなどの画面から出るブルーライトを抑える工夫、バランスの良い食事、適度な運動など、日頃からのケアも効果的です。白内障などの目の病気は、早めの治療が認知症の予防にも役立ちます。
「目の愛護デー」を機に、ぜひ自分自身と家族の目の健康を見直してみてください。

問合せ：高年介護課
【電話】276-6639