- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県太子町
- 広報紙名 : 広報たいし 2025年11月号
【事例】
知人に「新しいお店ができたので行ってみてほしい」と言われ行ってみた。健康に関する話を聞けて楽しく、100円でプレゼントももらえるため毎日通った。お店の人とも顔なじみになり、私は下の名前で「○○ちゃん」と呼ばれるようになった。個人的な話もするようになり、家族の健康のことを話すと、「良い商品がある」と言われ、一箱1万円する健康商品を勧められた。お店の人の説明を聞き、良いと思い購入した。別の日に「これを試してみて」と言われ、浄水器を勧められた。私のために提案してくれたことがうれしく、身体にも良さそうだったので契約することにした。気が付けば短期間で高額な契約を次々していた。
【アドバイス】
催眠商法(SF商法)とは、「閉め切った会場などに人を集め、日用品などを無料・格安で配って興奮
状態にし、高額な商品を購入させる」商法のことです。「店員の話が楽しい」「食品が安く手に入る」などに惹(ひ)かれて、会場に通い続けているうちに、高額な商品を契約させられたという相談が寄せられています。通い続けて顔見知りになり、個別に勧誘されると断り切れなくなります。このような場所には行かないことが第一です。この手口は孤独や健康不安などに付け込んで、高齢者を主なターゲットとしています。周りの人は、日ごろから高齢者の様子に気を配りましょう。何かありましたら、太子町消費生活センターにご相談ください。
【電話】277-1015
※SF商法の「SF」は、最初にこの商法を行った業者「新製品普及会」の略称に由来しています。
問合せ:生活環境課
