くらし (column)地域包括支援センターだより

◆その杖、本当に合ってる?
「杖」とひとことで言っても、種類はさまざまです。松葉杖、杖先が分かれている多点杖、腕も支える前腕支持型杖など、使う人の状態に応じていろいろなタイプがあります。同じ種類でも形や重さが異なるため、介護保険が使える杖は、実際に試しながら本人に合うものを選びます。
介護保険の対象外ですが、一般的なT字杖(一本杖)にも、軽さや太さ、持ち手の形、折りたたみ機能の有無など、さまざまな違いがあります。
また、ポールウォーキングでは、スキーのストックのような形をした2本の杖を使って歩きます。姿勢が整い、歩幅が広がることで足腰が鍛えられ、つまずきなどの転倒リスクが減ります。
購入の際は、専門の人に高さを調整してもらいましょう。かかりつけの病院に相談してもかまいません。
せっかく良い杖を手に入れても、合っていなければ体に負担がかかります。自分に合ったものを正しく使いたいですね。

問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】82-2079