- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県新温泉町
- 広報紙名 : 広報しんおんせん 令和8年1月号 vol.244
■新温泉町農業委員会会長 小谷正美
新年あけましておめでとうございます。
健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
新温泉町農業委員会に対しまして格別のご支援とご協力を賜り、心よりお礼を申し上げます。
新温泉町の農業環境は、中山間地域を中心に有害鳥獣被害の影響、少子・高齢化、小規模農家等による担い手不足、さらに農作物の価格変動等の課題が山積し、年々深刻な状況となり、条件不利農地は耕作放棄地が増加しています。
農業・農村は活動を通じて、自然環境・景観の保全など様々な多面的機能を維持・発揮しています。
昨年は地域の現状と課題をふまえ、農業・農村の将来ビジョンとなる「地域計画」が新温泉町の52地区で策定されました。地域計画も実行段階に入り農地利用の最適化や担い手育成の重要性が増しています。
一方、昨今は米の需要の変化や供給の不安定化により米をめぐる情勢が話題になっていますが、農業経営を支えるためには安定した価格と生産量のバランス確保が求められます。食料の安定供給や農業の持続的発展には、担い手の育成と農地の集積・集約化とともに効率的に営農できる生産基盤の加速度的な整備が不可欠です。
さらに中山間地域や条件不利な狭小農地、小規模農家の営農継続に向けた簡易な基盤整備の支援等についても検討が必要です。
地域計画の実行は、「農地所有者と耕作者」のみで行われる訳ではなく自給的農家や地域住民が参画する集落の総会・農会等で情報を共有し、随時将来地図を作成していきます。
そして意向把握により、将来の受け手がいない小区画農地等については、集約・集積化の検討、担い手の誘致、基盤整備事業等を検討しながら将来地図を更新していきます。
また、住民の参画と協働のもと農業改良普及センター・JA等の支援を得ながら地域全体で活動することが必要です。
近隣の集落農会長・担い手等と農地の集積・集約化について話し合いを行ってください。女性や次世代を担う若手が積極的に取り組める対策も必要です。
■農業委員会の活動
定例総会は、毎月1回開催し、農地法に基づく農地の権利異動・転用等の許認可の審査を行っています。加えて農地パトロールを実施し遊休農地拡大の阻止への取組、農業委員・農地利用最適化推進委員とともに、各地域の農会長、集落営農組合、認定農業者の方々と連携を取りながら担い手への集積を進める活動を行っていきたいと思います。
農地等に関する事は、農業委員・農地利用最適化推進委員または事務局へご相談下さい。
本年も皆様のご健康とご多幸を祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
問合せ:農業委員会事務局(農林水産課内)
【電話】82-5626
