イベント すけっちしんおんせん~まちの話題~

■吉本ミニ新喜劇
新温泉町制20周年記念事業の目玉として、8月29日、夢ホールで「吉本ミニ新喜劇」を開催しました。
座長のアキさんや山田花子さんらおなじみの座員6名による本公演は、定番ネタに加えてアドリブも満載。会場は爆笑の連続で、大いに盛り上がりました。
また、公演後のズッコケ体験教室では、観客から希望者を募り、舞台上で座員から直接“吉本新喜劇の伝統芸”を学ぶなど、貴重な体験をしました。

■道路愛護等功労者表彰
一般国道9号線の美化清掃活動に取り組む「春来環境整備活動(代表…福井亮一区長)」に対して、8月21日に道路愛護等功労者表彰があり、近畿地方整備局長より表彰されました。
本団体の美化清掃活動は、「国道9号ボランティアサポートプログラム」を通じ、沿道の草刈りやゴミ拾いの清掃活動が多年にわたり行われており、今回その活動が評価されたものです。
感謝状贈呈式では、豊岡河川国道事務所長から感謝の言葉とともに賞状が手渡され、福井代表は「これからもこの活動を続けていきたい」と話されました。

■世界農業遺産シンポジウム
8月22日、夢ホールで「世界農業遺産シンポジウム」を開催し、畜産関係者など約150名が参加しました。東京大学大学院の八木信行教授らによる基調講演、夢が丘中学校3年生や中井崇泰さん(みかた和牛会会長)による取組発表、「農業遺産地域の魅力発信」をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。また、23日には新温泉町コースと香美町コースに分かれて但馬牛に関連する場所を巡るエクスカーションも行い、参加者は「美方地域の伝統的但馬牛飼育システム」の継承への決意を新たにしました。

■底曳網漁が解禁
9月1日に底曳網漁が解禁となり、8月31日から9月1日にかけて、浜坂漁協に所属する底曳網漁船13隻が浜坂漁港と諸寄漁港から漁場へ向けて出港しました。
このうち、3日の初競りでは諸寄港に2隻が帰港し、アカガレイ、ハタハタ、バイ貝など4.9トンが水揚げされたほか、5日にはアカエビを中心に操業していた漁船7隻が帰港し、生と冷凍のアカエビなど約29.5トンが水揚げされました。
今シーズン初めての競りとあって、両漁港の市場では大勢の仲買人で活気にあふれ、競り人の威勢の良い掛け声とともに、一面に並べられた魚が次々と競り落とされました。
なお、底曳網漁は来年5月末まで行われ、この間、例年だと11月には松葉ガニ漁が解禁されるほか、春先からはホタルイカ漁も行われるなど、港が最も賑わう時期を迎えます。

■新種のチョウ化石 記念講演会
8月23日、町民センターで「日本古生物学会報告記念講演会」を開催し、約70名が参加しました。37年前に浜坂高校教諭であった故・神谷喜芳氏が町内で発見した化石が、約250万年前の新種のチョウ化石であったことを明らかにした慶應義塾名誉教諭の相場博明氏を講師に招き、「カミタニオニミスジ」と名付けられた新種のチョウ化石発見の経緯や希少性などについて認識を深めました。また、講演後には講師と共に参加者がおもしろ昆虫化石館を訪れ、特別展示ケースに収まった新種の化石をじっくりと観察しました。

■ふれあいビーチサッカー大会
8月30日、31日の2日間、浜坂県民サンビーチ特設会場で「ふれあいビーチサッカー大会」を開催しました。厳しい残暑の中、子どもから大人まで町内外から計62チームが参加し、砂まみれの熱いプレーを繰り広げました。
ビーチサッカー元日本代表選手による子ども向け教室に加え、宝探しやビーチフラッグなど砂浜ならではの遊びを楽しめる「砂あそびーち」などのイベントも盛りだくさんで、参加した選手は砂浜で体を動かす心地よさを満喫していました。