子育て 触れて学ぶ体験学習

こどもたちにとって、本物に触れる経験は非常に重要です。市内の学校園所では、地域の人たちの協力のもと、こどもたちが直接触れて・感じて・学べる機会を提供しています。ここでは、5月から6月に行われた体験学習の一部を紹介します。

■大きく育って!田植え体験
5月下旬から6月中旬にかけて、福住小学校((1))、柳本幼稚園・小学校((2))、丹波市小学校((3))、櫟本小学校((4))が田植え体験を行いました。
こどもたちは慣れない足元に苦戦しながらも、1つ1つ苗を大切に植えていました。
※写真は本紙をご覧ください

■愛媛県からアスパラガス出前授業
こどもたちに野菜の良さを知ってもらおうと、愛媛県からJA周桑職員や奈良中央青果株式会社の人が、櫟本小学校6年生の調理実習で、愛媛県の名産であるアスパラガスの出前授業を行いました。
児童たちはアスパラガスの天ぷらと、調理実習で自分たちが作ったアスパラガスの肉巻き炒めを食べて「美味しい!」と完食していました。

■丹波市小学校の児童が市役所を見学
丹波市小学校の3年生が、市役所を見学に来てくれました。
児童たちから事前に「広報紙『町から町へ』について知りたい」という嬉しいリクエストが届いていたので、広報室ではスライドを使って仕事内容を説明したり、実際に取材で使っているカメラでの撮影体験をしてもらいました。児童たちからは「いろんなことが知れて楽しかった」という感想も聞かれました。
その後は、議場や庁舎5階の教育委員会など、様々な部署を見学し、興味深そうに話を聞いていました。

■福住小学校 新茶の茶摘み体験
福住小学校3・4年生の児童が大和高原福住村プロジェクトのもと、近くの茶畑で新茶の茶摘みを体験しました。体験後は、「健一自然農園」代表伊川健一さんに教わりながら、摘み取った新芽を急須に入れてお湯を注いで生茶を味わいました。
茶摘みを体験した児童からは「摘むときは少し硬かったけど楽しかった」などの声が聞かれました。

■たくさん食べてね! 馬に餌やり体験
市立朝和幼稚園の年長児13人が天理大学馬術部を訪れ、馬の餌やりを体験しました。
普段はホースセラピーなどで活躍している葦毛のポニー「てんてん」に、「天理アグリ株式会社」から提供いただいた人参の葉を食べさせた園児たちは、「大きな歯がある!」「いっぱい食べてる!」と言いながら、馬とのふれあいを楽しんでいました。

○天理大学 岡田副学長
「馬は日常的にふれあうことのない動物なので、こうした機会を通して少しでも馬に親しみを持ってもらいたい」