くらし 差別をなくす市民集会を開催しました

7月の差別をなくす強調月間の取り組みの一環として、差別をなくす市民集会を文化会館において開催しました。
当日は多くの方が来場され、主催者および来賓の挨拶のあと、昨年の全国中学生人権作文コンテスト奈良県大会の最優秀賞の受賞者が、障がいを持つ方々への優しさと思いやりの心を大切にする作文発表がありました。
続いて、戦後80年を迎えるにあたり、俳優・谷ノ上　朋美さんが一人芝居「ゆんたくしましょうね」を公演し、迫真の演技で戦争の悲惨さと命の大切さを伝えました。
参加者からは「迫力があった」「心に刺さった」など、参加できてよかったという意見が多くありました。その一方で、「今も戦争や差別がなくならないことを残念に思う」と現状を嘆く声や、「もっと多くの教師に参加してもらい、子どもたちの教育につなげて欲しい」と戦争の悲惨さを若い世代に伝えていくことの大切さを訴える意見もありました。
公演終了後には、谷ノ上さんと山里　優作さんが特別ライブとして沖縄にゆかりのある曲を3曲熱唱され、場内は明るい雰囲気に包まれて閉幕しました。
あらためて、「戦争は最大の人権侵害である」ということを確認する貴重な機会となりました。

問合せ：人権推進課
【電話】82・2147【IP電話】88・9077