くらし 令和6年度 黒滝村の決算

■令和6年度決算について
令和6年度の黒滝村の決算がまとまり、9月8日から開かれた令和7年第4回黒滝村議会定例会で認定されました。
皆さんの納めていただいた税金などを、村が1年間どのように使ったかお知らせします。

■一般会計決算額
歳入 17億8,187万円
歳出 16億5,198万円
翌年度へ繰越する財源 509万円
実質収支額 1億2,480万円

■一般会計概要
歳入額から歳出額と翌年度に繰り越して使用する事業費を差し引いた実質収支額は1億2,480万円であり、黒字決算となりました。
歳入では、施設整備に要する資金として借り入れた村債、各種基金の取り崩しによる繰入金などが増加しました。
歳出は、地域優良賃貸住宅の建設、非常用発電機の設置、農林トレーニングセンターの屋根改修工事などを実施したことで増額しました。
歳入額が歳出額を上回ったため、その差額のうち2,036万円を、村の貯金といえる財政調整基金へ積み立てしました。

■基金(貯金)
財政調整基金 6億8,887万円
減債基金 654万円
ふるさと創生基金 1億837万円
修学修業基金 689万円
智光基金 500万円
地域振興基金 7,354万円
国民健康保険高額医療貸付基金 100万円
国民健康保険財政調整基金 3,364万円
土地開発基金 1,197万円
農業災害補償基金 185万円
中山間ふるさと水と土保全基金 620万円
山林造成基金 2,432万円
林業後継者育成基金 1,681万円
村営住宅基金 8,206万円
介護保険財政調整基金 3,033万円
林業振興基金 998万円
ふるさと応援基金 3,406万円
森林環境整備促進基金 3,167万円
移住定住促進住宅基金 227万円
林業従事者住宅基金 157万円
地域デジタル推進基金 1億5,500万円
合計 13億3,194万円

■村債(全会計借入金)

■経常収支比率

●経常収支比率…税収、地方交付税などの経常的な収入に対する人件費、公債費、扶助費などの経常的な経費の割合

■令和6年度の主な事業

■会計別 歳入・歳出(単位:円)

■令和6年度黒滝村財政健全化判断比率の概要
地方公共団体の財政の健全化に関する法律の定めにより、健全化判断比率の公表を行います。いずれの比率も基準を超えることなく、健全であるといえます。

○財政健全化判断比率

○公営企業会計の資金不足比率

■用語解説
●実質赤字比率…一般会計の赤字の割合
●連結実質赤字比率…全会計の赤字の割合
●実質公債費比率…借入金の返済額とそれに準ずる経費の割合
●将来負担比率…借入金や将来支払う可能性のある負担等の割合
●資金不足比率…公営企業の資金不足の割合
●早期健全化基準…各比率が早期健全化基準を超えた場合、財政健全化計画を議会を経て策定、公表するとともに総務大臣・県知事へ報告します。
●財政再生基準…実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率が財政再生基準以上の場合、財政再生計画を議会を経て策定、公表するとともに総務大臣へ協議し、同意を求めます。