- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県十津川村
- 広報紙名 : 村報とつかわ 第771号 2025年12月
10月〜11月にかけて、全10回に分けて村政懇談会を開催しました。
村から主要な施策を説明したあと、住民の皆さんとの意見交換会を行いました。
村政懇談会でいただいた意見や質問、それに対する村からの回答を抜粋してご紹介します。
■防災
◇道路が遮断された場合、どのような対策、支援を考えているのか
(中野村区)
・防災倉庫への物資の配付などを行っています。
各地域に設置している防災倉庫に備蓄している、食料などの物資を配付します。
道路が寸断されることも考慮し、各地域に防災拠点をつくり、情報収集、物資などを配布できる施設の整備を検討中です。
◇四村区のブロック防災拠点はどこを考えているのか
(四村区)
・地域の意見を聞いて決めていきます。
十津川第二小学校や高森のいえセンター棟を想定していますが、地域の意見を聞いて決めていきたいと思います。
▽check!防災システムの基本方針 9つのブロック防災拠点整備
十津川村では、広い村土に集落が分散しているため、防災拠点となる村役場だけを災害から守っても災害支援を十分に行えません。
各地域に防災拠点を整備することで、分散した集落の情報伝達、人的支援や物資の配送、身近な避難所、物資備蓄所などを確保します。
[基本方針]
「共同体としての仕組みを礎とした、自律分散型防災システム」
(1)54の大字を基本とした地域を共助の単位として位置づけます。
地域において、自助・互助・共助のために要となる『地域防災拠点』を指定し、それぞれの事情に合った情報、避難、備蓄などのための施設を整備します。
(2)地域防災拠点が災害の状況により利用できない場合を想定し、その場合でも情報、物資配給、避難等の機能を果たす拠点として、7つの区を基本とした9つの『ブロック』において『ブロック防災拠点』を位置づけます。
※詳しくは本紙をご覧ください。
ひとたび災害が発生すれば、村役場は災害対策の中枢拠点として、村内すべての災害情報などを集約し、支援などの災害対応を統括する『災害対策本部』を設置します。
◇衛星携帯電話ではない、新しい連絡設備を検討してほしい
(二村区)
・スターリンクを使用するものなど、新しい設備を検討します。
配布している衛星携帯電話は、これからは次世代モデルに変えていかなければならないと思っています。
また、各携帯キャリアの衛星通信なども含めて検討していきます。
▽check!質問!衛星携帯電話に代わるスターリンクって何?
Starlink(スターリンク)は、地球の周りを回る多数の小型衛星を利用した、高速で通信できる「衛星インターネットサービス」です。
低い高度を飛ぶ衛星を利用しているため、通信の遅れが少なく、スムーズな会話や映像のやり取りができるのも大きな特徴です。
携帯キャリアの通信範囲対象外で光回線の敷設も難しい山間部でも、インターネット接続が可能なので、災害対策としても大きな力を発揮します。特に、災害などで地上の通信が使えなくなった場合でも、地上の状況に左右されず安定した通信が実現し、緊急用のWiFiとして情報収集や連絡手段の確保ができます。
スターリンクは、衛星携帯電話を補い、災害対応や地域の通信確保に大きな力を持つ通信インフラとして期待されています。
