くらし 協力隊と支援員のつぶやき その124

今月号は松村が担当します。

下北山村にきて3年目の年を楽しく過ごしている歴史民俗資料館の松村です。私の仕事は文化について収集したり、整理して保存したり、そのことについて調べたり、展示したりする学芸員という仕事です。村に来る前も学芸員をしてきたのですが…、そもそもなぜこういう仕事が必要なのか、正直、説明に困るというか…、説明できないというか…、生活に必須なものではないよなぁ学芸員って…と思いながら、ちょっぴり(かなり)肩身の狭い生き方をしてきました。でも、村に来て、皆さんと接し、村を見つめる中で、「こうありたい」という学芸員像というか、目標ができました。ここに書くのは恥ずかしいので控えますが、長年悩んできた問題について、解決に向かう光を見せてくれた下北山村に感謝です。
そんな中、先日、資料館内に映像コーナーを作りました。現在は、2年ほど前の地区のお祭りの映像と上桑原老人クラブによるお茶、サナブリ、クサギナ、ハコモドリ、投網、刺網、玉引の記録や実演の映像を上映していますが、今後も編集が終わり次第、上映本数を増やしていく予定です。方言の冊子や井堰に関する報告書などもご覧いただけます。是非、お立ち寄りください。そして、いろいろ教えていただけると嬉しいです。