くらし 人権コラム

■こどもの人権
5月5日の「こどもの日」は国民の祝日の1つで、1948年に制定されました。
祝日法では「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかる」日となってます。
近年、インターネットが急速に普及したことにより、SNS上で誹謗中傷や差別、犯罪に巻き込まれるといった、こどもを取り巻く環境が変化しています。また、いじめや体罰、児童虐待など、こどもの人権が十分に守られていない実態があり、行き過ぎた指導やしつけが、体罰や虐待へ繋がる恐れがあります。
2023年4月に「こども基本法」が施行されました。
こどもにも大人と同じ、一人の人間としての主体的な権利があります。保護者だけでなく、すべての人がこどもの人権を正しく理解し、こども一人ひとりがその子らしく成長していけるよう地域全体で見守ることが大切です。