- 発行日 :
- 自治体名 : 和歌山県高野町
- 広報紙名 : 広報高野 令和8年1月号
10月29日、高野山観光情報センターに於いて高野町地域おこし協力隊の活動報告会が開催され、任期を満了した2名の隊員がこれまでの活動成果と今後の展望を発表しました。
■津田 睦子さん(西細川地区)
津田さんは、西細川地区で伝統産業「紙づくり」の再生と地域活性化に取り組んできました。
地域情報誌『細川通信』の発行や、七夕まつりの企画・運営、紙づくり体験会の開催など、地域の魅力を発信する活動を展開。さらに、大阪・関西万博への出展を通して、細川の紙文化を全国・全世界へ紹介しました。現在は新プロジェクト「kamito(かみと)」を立ち上げ、来年には紙づくり体験施設のオープンを予定しています。
津田さんは「地域の皆さんの支えがあってここまで来られました。紙づくりの心を未来へつなぎたい」と語りました。
■宇奈手 侑子さん(杖ケ薮地区)
宇奈手さんは、ご主人の毅さんと任期中に誕生した息子の風介くん協力のもと、協力隊として活動し、地域の文化・信仰の継承や情報発信に力を注ぎました。
神社や石碑の調査・修繕、案内看板の設置、地域行事の復活支援などを住民と共に実施。また、SNSやメディアを活用して地域の魅力を全国に発信し、杖ケ薮に伝わる厄除けのお札をモチーフにしたステッカーなどグッズの制作も行いました。
さらに、風習文化を伝える村の生き証人も減るなか、少しでも記録できることを記録することで、保存にも取り組み、地域の歴史を後世に伝える活動を継続中です。
「地道な活動ですが、文化を絶やさないことが何より大切」と語り、これからも地域に根ざした活動を続けていく意欲を示しました。
■副町長コメント
「お二人は当初は地域にとって“よそ者”だったが、努力と熱意によって地域の仲間として受け入れられ、新しい風をもたらしてくれた」と述べました。
また、「その活動により、西細川と杖ケ薮の両地域に新たな可能性が生まれた」と感謝の意を表し、今後も町としてお二人の活動を全力で支援していく考えを示しました。
問合せ:観光振興課 移住定住地域振興室
【電話】0736-56-2780
