くらし NOUKA VOL.19 -富貴野菜を作る人々-

◆新鮮で美味しい『地産地消』を届けます。
“旬を大切にする”から美味しい『富貴野菜』は、いよいよ販売が始まります!今年度は対面販売を中心に活動させていただきます。報恩高野市(毎月21日)、清浄心院さん(毎月第一日曜日)で皆様に会えるのを楽しみにしています。そろそろ夏野菜の収穫、秋野菜に向けての準備と、充実した農ライフを送る富貴の人々。そんな、暮らしの中に野菜作りがある様々な人たちのインタビューをお届けします。富貴ってどんなところ?どんな人たちが住んでいるの?など、地元野菜を安心して選んでもらえるキッカケになりましたら幸いです。

・富貴暮らしの日常:fuki_labInstagram
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◆大迫 平次さん 74歳

Q:野菜を作りはじめて何年ですか?
A:病気がきっかけで会社を退職して、何をしようかな?できることからやってみようかな〜と、リハビリも兼ねて始めた野菜作り。かれこれ14年くらいかな。えんどう豆から作り始めてインゲン豆、モロッコ豆と自分が好きなものから作り始めて、少しずつ種類を増やしていきました。あとは、60歳で定年したらやろうと思って植えていた高野槙もやね。

Q:野菜作りが楽しいな〜ってどんな時ですか?
A:野菜作りは難しいわ〜毎年勉強ばかり。だから楽しいことはないで〜(笑)いつ終わっても良いと思ってます(笑)それでも、子ども達が富貴の野菜は美味しいと言ってくれて毎月取りに帰ってくる。それが楽しみやな、作り甲斐がある。

Q:好きな野菜TOP3は?
A:えんどう豆、モロッコ豆、きゅうり

Q:富貴野菜の魅力を教えてください!
A:味が良いのはやっぱり水が良いんやろな、水が美味しい!そして寒暖差。人間にはキツい寒暖差も野菜には良いんやろな(笑)橋本や五條に比べたら一ヶ月遅れで野菜の旬がくるから他所が終わった頃に出荷できるし市場的にも値段が良い。特に桑原(町内会)は富貴の中でも寒くて旬がズレる、それも魅力かな。

Q:読んでくれてる方にメッセージをどうぞ!
A:冬は寒いと言われるけど、住んでたら普通やで〜。寒くないと虫も死なないし、野菜にとっては大事なこと。
奈良のお水取りが終わったら暖かくなるとか言うけれど、暑いときも寒い時も色々ある。それが自然だし、自然には勝てないな。
最近は子供が走り回る声が嬉しいし、学校からの帰り道に出会ったら車に乗せてあげたり。みんなそうやって地域で子育てしてるのも富貴のいいところやね。

-地域おこし協力隊-足立 義剛

問合せ:観光振興課 移住定住地域振興室
【電話】0736-56-2780