くらし 印南町からのお知らせ(5)

■[Information]防災まめ知識(88)
非常時の水の確保について~家庭でできる断水対策~

▽断水について
災害によっては、断水が起こる場合があります。生活するうえで水はとても重要です。
能登半島地震や、それ以前の災害でも大規模な断水が起こった事例が数多くあり、今後も同じような被害が出ることが考えられます。
今回は、家庭でできる断水対策について紹介します。

▽断水対策
・湯船の水はすぐには抜かない
湯船の水は生活用水として活用できます。洗濯などができない場合でも、湯船に水があれば残り湯洗濯などで使用することができます。お風呂に入った後は、湯船の水はすぐに抜かずに、次に入るときまで残しておくことをお勧めします。

・簡易トイレを備蓄する
下水道が破損している場合などは、トイレの水を流すと逆流してあふれてくることがあり、被害が広がる可能性があります。断水の場合はできる限り簡易トイレを使用し、水を流さないようにしましょう。

・長期保存水を備蓄する
生活用水は比較的確保しやすいですが、飲料水に関しては断水が起こってからの確保が難しくなる場合があります。
普段から断水を想定し、家族分の飲料水をできるだけ備蓄しておきましょう。
(目安は1人1日2リットル×1週間分×家族の人数分です)
※水道水の汲み置きを飲料水として使用できるのは常温で2日~3日、冷蔵保存で10日ほどです。

▽給水車を導入しました
災害時などの応急給水活動を迅速に行うために、給水車(1600リットル、令和7年3月納車)を導入しました。

問合せ:総務課
【電話】42-0120

■[Information]印南町ふるさとお詣りコース紹介 vol.13
瀧法寺(おたきさん)(印南町印南原)

天智天皇勅願(ちょくがん)宝参(たからまい)り霊場、十三佛(じゅうさんぶつ)虚空蔵尊(こくぞうそん)宝大師(たからたいし)霊場、紀伊之国十三佛霊場第十三番の札所として霊験あらたかなこの寺は、里人から「おたきさん」と呼ばれています。
弘仁元年春(810)弘法大師は、この地で御修法されたといわれており、産土大神として伊奈瀧大権現を奉祀され「村祭」も正徳年間(1715)の頃まで行われていました。
愛染(あいぜん)瀧姫(たきひめ)(愛染明王)の良縁物語があり、「印南愛物語」としても親しまれ、おたきの霊水、アズキの秘法などをいただくと心身の病いを救われ良縁を結び知恵福寿を授かって圓満繁栄の喜びあり、病い抜き不動明王、大家相善神なども祀られ信仰とあわせ歴史的にも、観光的にも情緒豊かです。

問合せ:企画産業課
【電話】42-1737