- 発行日 :
- 自治体名 : 和歌山県印南町
- 広報紙名 : 広報いなみ 令和7年12月号 No.365
■[Information]防災まめ知識(94) 冬の災害への備えについて
▽災害はいつ起こるか分からない
日本では、季節が関係する災害はもちろん、突発的に発生する災害も多く、常に災害への備えをしておくことが大切です。起こる時期によっては、暑さ対策や寒さ対策などもプラスで必要になる場合があります。
今回は、冬の備えについてみていきましょう。
▽冬に備えておくと便利なグッズ
・充電式カイロ
充電式カイロは繰り返し充電して使えます。また、種類によってはカイロ以外でもモバイルバッテリーとして使うこともできるので、いざという時に備えておくと便利です。
・湯たんぽ
お湯を使用するので、繰り返し沸かして再利用できます。また、断水時には中の水を使用することもできます。使わない状態でも中の水は捨てずにおいておくことをお勧めします。
・アルミブランケット
一枚で体をすっぽり覆うことができ、簡単に暖を取ることができます。折りたたみなので、コンパクトに持ち運びができ、暖を取るだけでなく、着替えなどの際の目隠しとしても活用できるので、複数枚備えておくと便利です。
・レスキューフーズ
発熱材が入っており、電気や火を使わず温めることができる非常食です。ライフラインが使えない状態でも温めたものを食べることができるので、備えておきましょう。
問合せ:総務課
【電話】42-0120
■[Information]令和8年印南町消防団訓練初め式のお知らせ
火災予防意識の向上を目的に消防団員202人、消防車両30台が分列行進や表彰、小型ポンプ操法を行います。
皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。
※8:30に町内一斉にサイレン吹鳴を行いますので、火災と間違えないようにお願いいたします。
日時:令和8年1月11日(日) 10:00 ~
場所:印南若もの広場
問合せ:総務課
【電話】42-0120
■[Information]和歌山県民俗芸能保存協会 令和7年度民俗文化財講演会
印南町の無形文化財である「印南八幡の重箱獅子」の上演と、和歌山県の獅子舞の継承を通じた、地域の伝統文化についての講演会を開催します。
※事前申し込みが必要です。教育委員会までお申し込みください。
テーマ:「獅子舞のチカラ、地域の力」
日程:令和7年12月7日(日) 13:30~16:00
会場:印南町公民館 大ホール
演題:「獅子舞のカタチとココロ─和歌山の獅子舞を考える─」
久保田裕道(独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所)
上演:印南八幡の重箱獅子(東山口青年団)
主催:和歌山県民俗芸能保存協会
協力:和歌山県教育委員会・印南町教育委員会
■印南町出身の画家 湯川松堂没後70年記念展を開催します
印南町出身の画家、湯川松堂氏の没後70年として同氏の手掛けた作品の中で、町内に残っている作品を下記の日程で展示します。皆さま、ぜひお越しください。
日時:令和7年12月13日(土)~15日(月)
場所:印南町公民館 大ホール
共催:印南町教育委員会・印南町ふるさと歴史文化研究室
問合せ:教育委員会教育課
【電話】42-1700
■[Information]印南町ふるさとお詣りコース紹介vol.18 ほろし神さん(印南町松原)
その昔、当地里人にほろし(湿疹)が蔓延しました。その苦しみを見かねた真妻神社の宮司川口翁が自分の持山の小高い丘に立て籠り、ひたすら病の全快を祈られたところ、不思議に蔓延していたほろしも快癒しました。これより里人は小祠をつくり、この丘をほろし神の社として崇めるようになり、この話を伝え聞いたほろしに悩む人々がお詣りするようになりました。
昭和30年信仰者の一人、田端隆太郎さん(南部川村)の協力を得て現在の祠を再建しました。毎年4月第1日曜日を祭日と決め、里人によりささやかながら餅投げの行事が行われています。
湿疹の患部をぬぐった半紙または氏名年齢を書いた晒布を境内の木の枝に結びつけると願いが叶えられると伝わっています。
問合せ:企画産業課
【電話】42-1737
